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最近の読書

「いたいけな主人」読み終わった。今回も大変おもしろかった。読んでて手に汗を握らないかわりに胃にもたれる本だった。ラノベってこのへんまではアリなんだ?という程度にはエロ的な表現も頻出するけど、そこは特に気にならない。男子向けメディアで「エロ…

最近の読書

「血涙」上下巻の文庫版が出たというので買ってきたぞジョジョー。よむぜー。超よむぜー。で読んだ。おもしろかった。思ったよりロマンチックな話だった。ロマンチックさ以外の濃度については食い足りない気分で上巻を折り返したのだけど、下巻から先の純度…

最近の読書

最近は小説より漫画を読んでるので進んでいないが、中里十「いたいけな主人」が出たので買った。「1492」の名前で発表されていた web 連載小説→同人誌→ PDF ダウンロード販売、を経て、改題してラノベ出版された。商業デビュー作「どろぼうの名人」と世界設…

最近の読書

段ボール掘り返しをめんどくさがってるうちに読むものがなくなったので、文庫漫画の杉浦日向子「百物語」など読んだりした。いい絵いい調子いいコマ運びなどいろいろあったが、其ノ三十五「星の井の話」冒頭の、「あまりに 深い井戸は 昼間でも 星を映すとい…

最近の読書

「サマー / タイム / トラベラー」読み終わった。改めておもしろかった。結構細かいこと忘れていて便利だった。やはり基本的な部分には共感できなかったと思う。おれの場合あきらめてはいたけど、未来はなんとなく明るかった。というか、なんだろうな、おれ…

最近の読書

今度こそ谷甲州氏作品…と思ったのだけど、わりあい浅い地層から「サマー / タイム / トラベラー」が出土したので、しばらくそっちを読むことにした。改めておもしろい。おもしろいよ。これは良いものだよ。計画と青春と地域経済、という題目を並べると、これ…

最近の読書

北方謙三氏作品が続いてるかんじだが、ここいらで違う味を入れとくタイミングだなという意識が強かったので、別の時代小説を読むことにした。といって読んだことないひとの本はなー、となれば藤沢周平氏作品だ。と思って本屋行ったんだけど、考えてみればお…

最近の読書

「絶海にあらず」読み終わった。おもしろかった。でもおかしい。死んでないよ?死んでないよ? これまでに読んできた北方氏時代作品は、だいたいが「主人公軍団ほぼ全滅!そして…!」みたいなのばっかだったので、死なずに落としどころをみつけた、というの…

最近の読書

「絶海にあらず」読んでいる。おもしろいが、うーん?わりといきあたりばったりな印象が。本作は連載ベースのものらしいので、三国志や水滸伝などの書き下ろしものとは呼吸が違うってかんじなのだろうか。「とりあえず登場してみたけど、あんま出どころがな…

最近の読書

「破軍の星」を読み終えたので、次は遡って「武王の門」を読みたいところだが、たぶん近所の本屋にはないので、漠然とタスクに置いてる谷甲州再読から引っ張ってきて、部屋から「巡洋艦サラマンダー」でも発掘するか。とはいえ、それも遠いなー。たぶん本屋…

最近の読書

「破軍の星」読み終わった。ちょっと硬かったけど、おもしろかった。おれの北方氏作品読み順は、北方三国志→水滸伝ときているので、日本史の世界を描いている北方氏作品というのは、なんだか不思議だ。けどこっちが元なんだよな。北畠顕家は偉いやつだったよ…

最近の読書

最近ラノベといえば AURA 以外は北方謙三氏作品しか読んでないので、ラノベ脳強化といえば北方謙三氏作品を読むということになる。で、ラノベよみてえなーと思ったので本屋に行って探したら「破軍の星」があったので、それで。90 年刊行とあり、だいぶ古い(…

谷甲州分不足

園田健一「砲神エグザクソン」を読んでる→エグザクソン関連のネット情報など漁ってみる→当時の 2ch スレッドの科学講座書き込み(http://ebi.2ch.net/shar/kako/1009/10098/1009895177.html)を読む→航空宇宙軍史を思い出した、ので(航空宇宙軍史の場合、超…

どろぼうの名人

去年書きかけだった感想日記。はてダの下書き機能を使うと便利だけど、書きっぱなしでほったらかして忘れてしまうことがあるので厄介だ。中里十「どろぼうの名人」を読んだ。寒くなってきたこともあってか、てのひらに汗はそれほどかかなかった。おもしろか…

最近の読書

新春早々古橋秀之「ソリッドファイター 完全版」…といきたいところ、物理的な重さに耐えかねたので文庫の「麻雀放浪記」を再読。いやー登場人物ことごとくひどい。こいつらほんとクズ。でもかっこいい。なんとなく手に取った四巻(番外編)から読んでるんだ…

鎧 YEAR

同人サークル randam_butter の冬コミ新刊「鎧 YEAR」(http://randambutter.blog.shinobi.jp/Entry/135/)を読んだ。おもしろかった。ゲスト原稿を依頼されていたのだけど、結局書くことができなかった。おれのような凡庸なオタには、2008 年に「テーマ:鎧…

最近のラノベ

いや最近の話ではない。 Twitter で「ラノベ部」というタイトルに関するまとまった言及をドザーっと Fav していて、読み返したが熱かった。そして、このような熱量によって生きていない側のありさまが描かれているのが、「ラノベ部」ということなのかなーと…

文学フリマ収穫物メモ

今回文フリで買ったものリストそのほか。まだあんま読んでないので、現物を軽くページめくりつつ読前メモとして。リストは事前チェック(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20081109#p1)とほぼ同じ。 速水筒「ゆううつ水よう日」 おもしろかったです代とし…

文学フリマ直前サークルチェックメモ

直前っていうか、これ書いてるのもう当日の 10:12 だからイベント始まっちゃってる。今回文フリは、最後の秋葉原開催だとかゼロアカとかいう興業の協賛(?)みたいなのがあるだとかで、話題が多く界隈が盛り上がっていて、そのノリに触発されて結構豊作が見…

最近の読書

古橋秀之「ソリッドファイター 【完全版】」を買った。ぶあつい。鈍器にするのには少々足りないかんじがするけど、ライトノベルというのにはちょっと重たい。購入の経緯を書くと、まあ今日は入荷あるまいと思いつつも、一応 GoW2 難民をやりに秋葉原に行って…

電撃文庫 MAGAZINE を買ってきた

古橋秀之「ソリッドファイター 完全版」というのがおもしろいらしい。 ゲーム小説として優秀っぽい雰囲気。具体的には 90 年代後半の格ゲーシーン的な雰囲気、だろうか? 「ゲーセン小説」というのはおれ語で、このへん関連。 阿佐田哲也「麻雀放浪記」→http…

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

田中ロミオ「AURA 魔竜院光牙最後の闘い」から邪気眼が題材のひとつになっているラノベつながりということで、桜庭一樹「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」を読んだ。おもしろかったがこれは重たい。書ける感想はとくにない。強いて感想を書いとくと「…困る!…

最近の読書 - 北方三国志再読

読み終わった。なんか、こんなにきつい再読になるとは思っていなかった。終盤が妙に読み進めづらかったなー。水滸伝のほうがディテールが細かいぶん、きつい印象があったんだけど。趙雲が死んでからは、ちょっと読むのが楽になった。と思ったら張衛がきた。…

最近の読書 - 北方三国志再読

さようなら馬超。よかったね袁綝。さようなら劉備。若い世代ライジング。三国志は第二世代の物語になってゆく。北方三国志は第一世代の物語なので、そろそろ幕引きが近付いてきた。いまや孔明一人だ。まだ趙雲は生きているが、それが関係ある話でもなくなっ…

乙女トリガー / ゆううつ水よう日

同人サークル randam_butter の夏コミ新刊「乙女トリガー」「ゆううつ水よう日」(http://randambutter.blog.shinobi.jp/Entry/118/)を読んだ。おもしろかった。買いにいくつもりだったので、コミケに行かなくてよくなって助かった。最近夜型なので、昼間出…

AURA 感想その後

AURA はおもしろかったわけなんだけど(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20080803#p2)、おれがラノベ読者として「正しい客層」に着底できている実感を持っていないことと、あと田中ロミオ氏がエロゲーシナリオ出身のひとであることを考慮すれば、多分おれ…

最近の読書 - 北方三国志再読

董香が死んだ。張飛も死んだ。幽も。張飛の死は、北方水滸伝のような「あっさりとした死」ではなくて、物語的にじわじわ展開してきていろんな絡みもあったうえでの、いはゆる「盛り上がった死に方」のひとつということになって、それはリアリティというより…

AURA 魔竜院光牙最後の闘い

読んだ。おもしろかった!本読んでひさびさに興奮した。感動とかとはすこし違う。なんか青春があった。こういうのにおれは弱い。ところでこの「AURA 魔竜院光牙最後の闘い」というタイトルを正確に書くのが面倒だったので「AURA」で検索してコピペした。AURA…

最近の読書 - 北方三国志再読

九巻読み終わり。未帰還者でたー。ドーン。こっから一巻に一人のペースで劉備ファミリーの幹部が殺(と)られていく仁義なき最終決戦モードに突入する。魔王のごとき曹操でさえ冴えなくなり、呉はな…イマイチな…みたいなかんじになっていく流れなので、いよ…

最近の読書 - 北方三国志再読

八巻読み終わって九巻へ。死ぬ前の周瑜シーンの長さが気になった。ふつうひとつのシーンが終わると別のキャラの視点に移るのだが、八巻ではしばらく周瑜視点が続く部分があって、そこが異例に感じられた。死ぬ前に描いておかねばならないことが多かったとい…