谷甲州分不足

園田健一「砲神エグザクソン」を読んでる→エグザクソン関連のネット情報など漁ってみる→当時の 2ch スレッドの科学講座書き込み（http://ebi.2ch.net/shar/kako/1009/10098/1009895177.html）を読む→航空宇宙軍史を思い出した、ので（航空宇宙軍史の場合、超光速シャフト利用で情報が光速を超えられるからワープ可能）、まとめて再読するタイミングよな。と思ったがダンボール掘るのがめんどい。うう。

• 最近妙に神林長平氏作品リスペクトなアニメを見ている気がするので（といってもそのサンプル数は極端に少ないが）、そろそろ谷甲州氏リスペクトな漫アニノベを読んでみたいような気分になっている。宇宙で機雷投げあったりクーデターに失敗してみたり越冬したりするの。キャラが全員パンツまるだしの美少女とかでいいからさあ。
• 汎銀河文明のアイディアとかはかなりラノベ向きだとおもう。ちっこい人生の中で、みみっちくも冷たい戦いやってる一兵士の視線が、いきなり漠然とした銀河的視野につながっていくのはかなりエキサイティングっていうか。
• なんかちょっとマクロス F のバジュラによる銀河ネットワークが、真面目に語るとそれに近いことを軽く示唆していた気がしたけど気のせいだなきっと。
• 砲戦距離 12,000 は「砲戦距離一二、〇〇〇」と書かないと雰囲気出ないな。
• 山岳ラノベってのはナシの線か…。

冒険や軍隊は、極限状況により運命論者を育てるという。そういうものを、極限状態にない読者が、キャラクタへの感情移入による「共感」として、それを錯覚するのが娯楽だとすれば、よりよい錯覚は、極限状況のリアリティから生まれるぜ、というのは真理じゃなくて信仰に近いが、おれはそっちを支持したいのだな。