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THE 地球防衛軍 2

THE 地球防衛軍 2

  • ファーストインプレッション
    • たいへんよい。THE 地球防衛軍ファンにとって最も望ましいやりかたで作られた続編と言っていいだろう。大安心大満足。質の変化でなく量の大増によってバリエーションを展開してきた。触り心地に驚きはないが、ステージや新種の敵に驚きがある。このような作り自体は珍しくないが、これほど堅実に続編としてのリッチ感を達成してきたタイトルは珍しい。お茶の間の PS2 一台につき一本置いておきたい。
  • 偽グレア
    • コスト対効果がよいらしく、主に PS2 での最近ゲー恒例となった観のある偽グレアエフェクトは、まずまずの見栄えといったところ。アイテムとかちょっとやかましくなったか。あと夜のステージでは蜘蛛の糸もキラキラ。全体にかけるしかないのでカスタマイズはむずかしいのだろうな。まあよし。うんよし。おまえによし。おれによし。
  • ステージバリエーションが豊富に
    • 市街地の作りこみなどが向上。ただそれによって、ちょっとした段差でも移動時に引っ掛かりやすくなってるかも。あと詳細度が増すということは障害物が増えるということなので、バイクを余計脆く感じるかも?いろんな建物があるだけで、道路上の素材密度はそんなに変えてないように思うので、これはそうでもないか。一般家屋は体を壁に引っ掛けてさらにジャンプすることで、陸戦兵でも屋根に登れる。わかってるなあ。うれしいなあ。
  • 前作で洗い出された安定攻略法への対策がきちんと成されている。
    • 結果、かなりストロングスタイル寄りの調整が加えられている印象。前作は「チキン上等、とにかく距離を取って長距離狙撃最強、ていうかライサンダー F 大明神」だったわけだが、そこが丁寧につぶされている。たとえば新レベルとなる洞窟は、距離を取ろうにもいきなり接近戦になるシチュエーションが多い。たとえば山岳地帯で安地として重宝されたトンネルが潰されている。たとえば「侵略者集結」もバイクの初期位置が変更され、グレートハンティング状態に持ち込むには一手間必要になった。ここから読み解けるのは「ラクして勝とうなどと思うなよ地球人ども!」という開発者のひとからの熱いメッセージだ。逃げずに踏みとどまって戦えと、君は!
  • 敵の死体が当たり判定を持ったまま若干長く残るようになった
    • これにより「死体に邪魔されて弾がフレッシュな敵に届かない」というような状況が発生。また狭い通路などでは死体に塞がれてしばらく動けないようなことも。ただ、死体を使って敵弾を防いだり、狭い通路では足止めに使えたりもするようなので、そこは使いよう。邪魔な死体は撃ったり爆弾投げたりして動かせる。
    • 消えるときはパッと消えるのが情緒に欠けるといえば欠ける。シュワーと消えたりとかせんのか。まあ全然 OK。SIMPLE シリーズなのだからそこは見切れと。逆に「シュワーと消える」代金で 4,800 えん上乗せする商売のがお金支払う密度を薄く感じる。

初回なので特にプレイ条件等つけず淡々と EASY から埋めている。EASY なのに地下の決戦で三回死んだ。うち自爆二回、女王相手に穴ぐらから飛び出すのが遅れて炙られ死に一回。ストロングスタイルな調整と、あと初期体力でとかへんな縛りを課してないせいもあって、今作ではやけにショットガン&グレネードという組み合わせが楽しい。前作でのおれはアサルト or スナイパーライフル&ロケットランチャーで安定だったんだけどな。洞窟戦で穴の奥にポイポイ爆弾投げ込んで蟻だの蜘蛛だの殺していると、地球防衛ってよりはシロアリ駆除でもやってるような気分になってそれも楽しい。やっぱ中距離以内の格闘戦のほうが魂斗羅感が高いよな。

あとステージ数がすごい増えてる。達成率から推測すると 70 以上あるんじゃないか。こりゃ制限プレイとか悠長なこと言うひまもなく、ふつうにフルコンプリートするだけでおなかいっぱいになってしまうかもしれない。そのまえにフルコンプリートできるかどうか。

2 でこれほど強まった地球防衛軍であれば、XBOX 360 向けにアナウンスされている「地球防衛軍 X(仮)」ではどんなことになってしまうのか期待が膨らむというものだ。当初妄想だと、とりあえず基本 1 コンパチの 720p の 60pfs 固定の見た目とオブジェクト数と物理計算がちょっとだけ豪華になって Live で 4〜8 人協力プレイとかができるだけでいいやとか思ってるんだけど。