最近の漫画 - 湾岸 MIDNIGHT 関連
- 後半戦はほぼ「アキオが悪魔の Z の敵になりうるヤツと出会ってそいつに手を貸して Z で戦う」的な展開なんだよね。どのマシンも魔性を帯び、そして魔性のマシンを手にし続けられる器量はアキオ(とブラックバード)にしかない。吸血鬼が吸血鬼に惹かれる人間にその血を分け与えて眷属とするが吸血鬼そのものにはなれない、みたいな。まあブラックバードも居るしほかの面子も居るのでそんなハッキリしないんだけど。この構図の中二度の高さはライトノベル的だし、けっこうすごいことなんだけどうまいこと誤魔化されてしまう。狩猟が行き着いた先、もはやこの感覚は農業に近い。
- 無敵になった魔王が自分と戦えるヤツを育てては殺し育てては殺し。でもまあ湾 M 界の呼吸する中二病はブラックバード=サンだからなあ。どっちのガキっぽさのほうがかっこいいのか、ファンとして悩ましいわ。
- ていうかこの調子で淡々と湾岸 MIDNIGHT を再読し続けるとした場合、楠みちはる氏作品ノリの理解のためにはシャコタンブギも読んどいたほうがいいんだろうか。