最近のアニメ
最近見ていたアニメ映画関連。
- 攻殻機動隊 SAC Solid State Society
- しばらく見ていた「苺ましまろ」が気分を上滑ってきたので、じゃあ苺ましまろな幼女の次は貴腐ぶどうな老人でも見るかーと、SAC SSS など見た。
- ある程度周回を重ねたあとの SSS は、オープニング時点に壁がある。意思の力が強くないと、自動的にそこで停止ボタンを押してしまう。少佐が毎度の飛び降りをやるじゃない。これさえやってりゃ攻殻です的な。「少佐が高いところから飛び降りるアニメのタイトルはなーんだ」「攻殻機動隊ー」「はい正解ー」みたいな。その執拗に反復されるシチュエーションは、もうほとんどイヤガラセだと思うんだよね。「先生、そろそろカンベンしてください、我々が悪ぅございました、だから、もういいじゃないですか、もうそろそろやめてあげましょう、充分ですよ！」とか絡みつく無数の手を振り切って、見ろ、これがお前たちの望んだセカイだ、とオタに映像を叩きつける神山氏の悪意（にまで至る誠意？）を邪推する。もちろん、そんな邪推のほうにこそ問題があるのだが、それも抱えて三分くらい煮詰めれば、こうまで高いところから飛び降りつつ消えねばならない少佐も肩こるわなー、というジワジワした笑いへと昇華される。
- ちなみに攻殻映像作品には、実際にはべつに↑で書いてるように毎回少佐が高いところから飛び降りなければはじまらない、みたいな縛りははない。SAC の場合、第二期の 1 話では飛び降りているが、第一期の 1 話は飛び降りていない（一応、ひょいっと飛び降りる描写はあるが、関係ない。いま書いている意味での飛び降りシーンは、最終話に登場する）。ただ、「印象的なシーン」としてテンプレ的に使いまわされていくうちにギャグ化してしまう、みたいなものは感じる。
- PERFECT BLUE
- なんとなく再視聴。ところでおれは、冒頭アイオタの台詞の「あっち系の連中のしでかし」ってのがすごく好きだ。なにその言い方、みたいな。隙をみつけて使ってみたい日本語。
- 「あっち系＝連中＝しでかす」みたいな等号で結んでみて爆笑する深夜。
- AKIRA
- 眠れなかったので漠然と再視聴。山形かっけーなー。あと「ヤギみたいな寮母のババアがメェメェメェメェ」てのはちょっとうまいこと言いすぎで、電話女の馬鹿っぽい雰囲気とそぐわないと毎回思う。
- むかしからガイジンの姓と名を混同する。金田も山形も甲斐も姓なのに、鉄雄だけ名なんだから、ガイジンが日本人の姓名を混同したって仕方ないよなあと思う。エリアルテツオとか。
