ASSASSIN'S CREED
どうも GTA 疲れでなかなかゲームに手が付かないので、AC で辻斬りでもやってお茶を濁すかーという気分になった。というか GTA の広壮なリバティシティの距離感のあとに、AC の中世雑踏感を懐かしく感じたというようなところもあった。
- 起動。ひとしきりフリーランを楽しんだり屋上にまばらに立ってる弓兵をナイフで殺したりして遊ぶ。
- 城門前で適当に斬り合いをはじめて、次々やってくる衛兵を殺して殺して殺しまくり 100 人くらいは斬ったかと思えたあたりでだいたい満足した。やっぱチャンバラの触り心地はいい。ボタン押してて退屈はしない。
- アサクリの戦闘システムはまったく集団戦&地形利用に対応できてないので、その点はアレなんだけど(同時に何人相手にしていても、結局個別の 1v1 として対応できてしまうので苦戦度がある程度以上シビアにならない)、ひっくりかえして「日本の時代劇チャンバラのゲーム化」としてみると、これは相当よくできてるっていうかこのシステムで暴れん坊将軍とか作ってくれという話になるかと思う。よくもわるくも最近の UBI モントリオール製品には邦ゲー感が漂ってるかんじするよ。というか、洋ゲー的な良さよりも邦ゲー的なスポイル感のほうが上回りかける場面とかがたまにあって、今後数年の展開については若干の不安も。
- …いや、べつになんというかおれもあれだよたとえばスクウェアエニックス社とかだって最初からおもしろいゲームを作らない会社だったとか思っているわけではなくて、巨大企業へと成長していく過程でおもしろいゲームをなかなか作ることができない体質へと変革していかざるをえなかったのだろう的なことは思っているわけだ。で、UBI 社がその轍を踏むとは思わないんだけど、なんか似たようなプロジェクト巨大化トラップというか音速の壁の前で苦しんでいる最中なのかなという漠然とした感覚。現場がどうってより、方針を決定するプロセスの構築とかで変わってくるゲームの質、みたいな部分かなー。
ついでに、いずれ取ろうと思っていた最後のアチーヴメント Conversationalist を解除。残りは軍旗コレクション系とテンペラー全殺しで、これらはやる気一切なし。雰囲気ゲーとして申し分ないし、GTA 後に遊んでも、やはりこれにはこれの ACT 文脈の出自がきっちり出ているゲームだと思えて、結構楽しいわけなのだよねー。