最近のインターネット
- 岡田斗司夫氏語のカタカナ「オタク」は、ともかく死んだということになった。大塚英志氏語のひらがな「おたく」については、いまのところ死んだと聞いた覚えがない。だからたぶん現在は「オタクイズデッド、おたくノンデッド」ってかんじ。それでいうと自アン語あるいは鈴木謙介氏語あるいはネット語でいう「オタ」や、代弁者なき第四勢力「ヲタク / ヲタ」なども健在と。
- エロゲーでコラムっぽいことネットに書いてるひとたちというと、往年にはエロゲー論壇だのという傍目に「うわっめんどくさそう」と思える程度には、手の込んだことを考えたうえで書いているひとたちが目立っていた気がするけど、最近の主流はそうでもなさそうなんかなー。しかしまあ、なんかネットトピックから無理矢理見識っぽいことをひねり出してプレゼンスを高めなきゃ!みたいな虚しさが滲み出してるエントリを結構見かけるようになった。
- 最近のオタ事情全般を考える際に、「視線を送る」「視線を受ける」ことへの自意識は避けて通れんのだろうなとは感じる。どうもそういうことに無神経でいられた幸福(馬鹿)な時代は終わっていて、めんどいなーという(まあそれでいうと、往年のエロゲー論壇とかもかなりこじれた「視線を送る」「視線を受ける」自意識の産物ではあったのだろうけど)。時代性無視して評価すると、最近おれの視野に入るそれらの読み物としての質は低いわけだが、そこの出来ってコミュニティ最適化の過程で決まっていくわけだよなと思えば、読み手のチャンネルの問題の大きさも無視できないなーあたりでウダウダする。
- 坊主ダサけりゃ袈裟までダサい。
- 「恋愛ゲーでモテモテの俺様、MMO で最強の俺様」みたいなダメオタヒップホップはあっていい気がする。トライブの設定からスタートだけど。
- こんなこともあろうかとモジブリボンを掘り出してはあるのだが…、自分では特によさげなアイディアは浮かばない。
- 恋のお悩みオープン系のクラスタが、Twitter のようなつぶやきオープン系のコミュニティを悪用すると、空気なんてもんじゃないかなり具体的な強制力を出現させることができそうだなー。学校裏サイトとかより恐ろしいのは「学校表 Twitter」みたいなものじゃないだろうか。
- 最近「往年のアングラサイト風ホームページ」とかを作りたくて、「自由に使えるアングラ素材」みたいなのがないか探してるんだけどみつからない。といっても必要なのは GIF 画像二枚で、「回転ドクロ」と「ボフッボフッと炎を吹き上げるロウソク(?)」みたいなやつ。それだけあればあとは黒背景赤字センタリングで何とかなる。