北方水滸伝文庫版

世界の KENZO こと北方謙三氏による「水滸伝」の、文庫版がリリース開始されたことを diekatze 氏の日記で知り（http://d.hatena.ne.jp/diekatze/20061020#1161328663）、あと diekatze 氏の日記は現在カテゴリが「飲酒」と「キミキス」しかなくて大概だなと思ったが、ともかく北方三国志は無闇におもしろかったし北方水滸伝もおもしろいのに違いないのでいますぐ本屋に馳せ参じたいと思ってからはや数日。まだ買ってない。というか本屋に行けてない。いかん。けどこれでいい気もする。なぜならまだ発売されているのは一巻だけだから。それこそ塩野七生「ローマ人の物語」とかならわりと漠然としているのでノラリクラリと文庫版を待てばいいんだけど、北方謙三氏の筆致がそういった悠長な読み方をおれに許すか否かっていう部分の話なんだよな。まあおれは生まれてこのかた「なるべくハードカバーの本を買わないようにしよう」とする癖をつけてきているので、たぶんバトルには勝利できるのだが、しかしへんなところに抑圧を増やしたいわけでもなし。

まあ読みたい。どうせおもしろい。期待している。今週末には本屋に行こう。そして水滸伝についても、例の豚の野戦料理が何巻あたりで登場するのか期待しながら月一回のリリースを楽しみに待ちたい。