The Real Dating Simulator 2.1
昨日(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20050407#p1)からさらに続き。現在形の恋愛 SLG はどうなったらきもちよさげかの妄想。
- 「恋愛」か「青春」か
- ネットワークは是か非か
- マルチプレイヤについての妄想はひとまず置く。ここでは NPC の相関関係について。
- 一言でいうと「ないと寂しい、しかしありすぎるとめんどくさい」だろう。実社会なみに高度化したような舞台は期待されないのではないか。
- どのみち高度化すれば青春化が避けられないので都合も良くない。
- 記憶曖昧だが、確か「ギャル同士の友好度」はときメモ(初代)にもあったんじゃなかったか。爆弾の伝染などに影響する隠しパラメータとして。以降でいうと 3 ではギャル同士の関係がかなり具体的に認識できるようになってきている。
- 発展させるとライバル(寝取られ可能性)もありか。しかしそこは敢えて削ったのがギャルゲーではなかったか。寝取られの有無についてはエロゲーのほうが自由な気が。ただ、エロゲーの寝取られはヘヴィなものとして描かれがちなのが気になる(鬱ゲーと関連付けが強い)。そんなものか。もっとライトなほうがおもしろいのではないか?
- 吉住渉氏作品原作とかで寝取られアリの恋愛コミュニティゲーム作るとすげえ軽そうだなと妄想。人生カードゲームだろおまえらというような。
- ギャロゲーの狭間
- ときメモのつらいところは「ギャルは自分が変わりたいと思うようにしか変わらない」点だ。如月さんは延々読書少女だし、虹野さんは体育会系だし、朝日奈さんは勉強しない。ときメモは育成ゲームだが、その育成は主人公についてのみだ。そこが痒い。かといって行き過ぎれば主人公以外彼女たちを幸福に導く手段の封じられているエロゲー物語監獄の出来上がり。それもまたキツい。主人公だけが歩み寄るギャルゲーやギャルだけを引き寄せるエロゲーでなく、縁はどうあれ結局双方それなりに歩み寄るのが恋愛っぽくないか。ピンでも立っていける人間同士が敢えて二人立ちしたいというあたりの着地点でひとつ。
- つまり基本的な属性は固定だが、やりようによっては如月さんが運動部の大会の応援に来て、虹野さんと吹奏楽でセッションし、朝日奈さんと一緒に一流大学に合格する未来。