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ザクの犯人はシャア

ところで昨年インターネットとかでも大評判となったおもしろい映画「カメラを止めるな!」は、映画撮影スタッフがゾンビ映画(ドラマ?)撮影中に本物のゾンビに襲われる、という映画(ドラマ?)をワンカットで撮影している人々が、ワンカット撮影ゆえに起きる様々なトラブルを乗り越えながら、なんとかノーカットでストーリーを完遂しようとする、というあたりにおもしろみが集約されている映画だった。そのストーリーに沿うようにエモい要素が散りばめてあって、その中にはおれが大好きな映画「WHITE HOUSE DOWN」に近い感動とかもあった。夏の映画だったなと。

書きたいのはべつにその話じゃない。だけどその前に書いておきたかった。つまり「カメラを止めるな!」のネタバレを書いておきたかった。なぜかというのが、おれの中でどうもハッキリしないのだが、ともかく「カメラを止めるな!」のネタバレを、おれは結局現在まで一度も Twitter 上で見なかったし、それがなんともキツかった。おれの観測範囲がいよいよ本当にヤバくなっている、というかもう完全に手遅れになってしまったということかもしれなかった。

あの映画に象徴される、ちかごろの「おもしろい話のネタバレが、表通りにはマジでない」かんじちょっとヤバくないか。いまのところは、裏通りいけばいいんだけど。本当野蛮さがなくなってきたかんじで。上品に生きたいものだが本当に上品になられると若干困るというか。べつにネタバレが禁止されているわけでもないのに空気的に守られた、というのが怖いのだ。しかもおれの観測範囲がそのド真ん中にあった。いちばんマズい事態だ。オタ間で「ネタバレされたら台無しっていうひとも居るけど、べつにネタバレされておもしろさが減衰する話じゃないよねえ」という話もチョイチョイあったし、おれから見ても、カメとめのネタバレをしないことがカメとめのおもしろさを守るために役に立つ流れだったとは全然思えなかったのにも関わらず、おれ自身 Twitter その他の SNS でネタバレすることが、なんとなーーーくできなかったんだよねー(いくつかの、おれが裏通りだと思っている SNS ではネタバレ前提の感想のやり取りもしたけど、まぁ裏通りだと思ってのことだし)。ムラとかタコツボとかクラスタとか、そういったものを超えて完成した同調圧力というものを見たし、おれはその中に居た。完成された同調圧力てのは上品な顔をしているんだな。