最近の漫画 - モンキーターン関連
- 「とめはねっ！」読んでちょっと消化不良だったので、モンキーターン読んで麗しいデブの破壊力を再認識している。これよこれ。河合克敏氏作品の醍醐味よ。実写のようなスラっとしたキャラクタたちのサッパリした話と、ポイントを押さえた漫画表現独特のキャラクタたちの味のある芝居、その相乗効果よ。
- 27 巻、青島さんがタオルつけたまま温泉に入っていた。実際には湯船にタオルを浸けるのはマナー違反だけども全裸を電波にのっけるわけにもいかないので許可を得てタオルを巻いてます、という TV 番組同等の処理を漫画においてやるメタ表現、けしからん！河合克敏先生の漫画は実写ドラマ志向すぎる！もっとマンガ力を！タオルのない入浴を！いっぽうの麗しいデブの漫画力すばらしいのに…。
- ところで本作はペナルティ欠場が多い漫画という気がするんだけど、実際競艇の選手のスケジュールてこんなかんじなのかな。なんか洞口と波多野て、ライバルだけど決定的な場面でしか勝負しないかんじだから、普通のレースでブッキングさせないために、ストーリーの都合上いろいろ苦労して調整してんじゃないかという気がする。
- あと青島さんにきゅんきゅんするのかなーと思ってたけど案外しなくて、麗しいデブ一択だわーとか思ってたけど恋モードになってから青島さんきゅんきゅんしてきた。でもなんか微妙におれの中のギアが噛み合わない…。
- しかし河合克敏氏の描く恋愛はフェアでいいな。運命みたいなもんがあんまない。勝負のほうには運命みたいなものがあるけど。でも恋愛にこそ運命みたいなものがあったほうが読んでて気持ちいいんだろうか。むー。
…で、モンキーターン読み終わって改めて考えてみると、トメハネは漫画力の高いキャラが多いな。だが麗しいデブに匹敵するキャラクタはまだ居ない。
