最近のインターネット
たぶん何度目かの話なんだけど。
- 「他人に馬鹿にされたら自分は馬鹿になります」というのは、態度がピュアすぎて馬鹿にされる前から馬鹿だろそいつは、という話になる。ただ、「他人に馬鹿にされたら自分は馬鹿だったということになります」は、人間社会には大なり小なり風評が付きまといますよねという話になるので、もうちょっと深刻さがある。「そうであること」より「そうであったことになること」のほうが重要視される世界。そっちに重心預け過ぎるのがそもそもよくないって話にはできるが、まあ他人の生き方は他人の勝手なので以下略。
- そういうのと別に「馬鹿がお勉強して文章書いた結果そいつのおもしろかった部分が抜けてしまい、目黒のサンマ状態というか Wikipedia 文体になってしまってつまらん」問題というのもあったりする。インターネットにおけるテクニックとして、「おもろい馬鹿としての愛され方」のサーキットで回っているうちに当人の中で馬鹿とおもしろが融合してしまい、馬鹿だけを切除することができなくなってしまうドツボという。