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iPhone ゲークリスマス商戦

クリスマスシーズンに入ってバタバタとタイトルがリリースされているので購入検討メモ。

  • MONOPOLY Here & Now : The World Wide Edition
    • 900 円。前にちょっと書いたが「モノポリーはおもしろいけどそんなに好きではない」「表示が無駄に 3D だったのがちょっと印象マイナス、ファインな 2D 表示だったらちょっと悩んだかも」というかんじでスルーした。
  • SimCity
    • http://iphone.goodegg.jp/archives/2572
    • 1,200 円。タイニーなかんじかと思ったらかなり本格的、SimCity 3000 ベースの移植作。したがって重い。条件にもよるが落ちやすいとの話。全般的にゲーム用機として考えるなら、バックグラウンドタスクの少ない iPod Touch のほうが iPhone よりも優秀という話で、その意味 SimCity クラスのゴージャスアプリは、現状 iPhone だとちょっと厳しいのかもしれない。まあそれは今後の最適化努力とノウハウ蓄積でどうにかなっていただきたい(すくなくとも「iPhone では様子見程度、ちゃんと動かしたきゃ iPotch でやってよ」みたいなふうにはなってほしくない)。
  • Rolando
    • http://rolando.ngmoco.com/
    • 1,200 円。iPhone 専門ゲームパブリッシャ・ngmoco 社による完全新規タイトル。まあ PSP「ロコロコ」みたいな雰囲気のゲームだが、PSP と違い iPhone には加速度センサがあるので、LR ボタンでなく実際に本体を傾けて玉を転がす。アイディアやガジェットも盛りだくさんっぽく、絵も音楽もいいかんじ。素材のマッチング勘は、さすがにわざわざ専門に立ち上げたパブリッシャが仕事してるかんじだ。

まあモノポリーはスルーとして、問題はシムシティとローランドーだ。どっちも悪くないが、オタ的に考えるならどっちもイマイチだ。しかしなにしろ悪くはないわけで、ちょっと背中を押されれば買ってしまいそうでもある。値段は大した問題ではないが、お買い得な小物は買い始めればきりがないので、二本とも買うという選択肢は、ない。

  • リプレイバリューでいえば明らかに SimCity だ。けど安定性の不安と、移植作すぎることによる最適化のチープさが不安。
  • Rolando は、なんといっても iPhone ネイティブのタイトルであるというのが魅力だ。移植ではどうやっても iPhone のために設計されていない部分の置き換えなどで、よほどうまいことやらないと手触りがゴワゴワする。その点 iPhone のために設計されたゲームなら問題ないだろうし、雰囲気のある画面作りにも成功してるように見える。
  • …んだけどそこを評価してもオタ的には総合的にマイナス評価になる。リプレイバリューが低そうなんだよね。「ファオ!」とか叫んで楽しく一周できるのは確実だ、二周目もより深くシステムを理解しつつ遊べるかもしれない。けど三周、四周、十周となるとどうだろう。おれの中で NDS の FWDS が傑作なのは、GALCON の有料版の対戦プレイが素晴らしいのは、なんといってもそのリプレイバリューの高さにあった。何度も何度も何度も何度も遊んでたのしいのだ。けど Rolando は、おそらくそのような価値に向けてデザインされたゲームではない。のがなぜかといえば、ngmoco 社が「プロとしてちゃんと考えてゲームをパブリッシュするのだ」という意志のうえでプロデュースを行うのであれば、iPhone ゲーをカジュアルゲーマー向けの市場として見るのが自然だからだ。
  • なので、iPhone 特化したゲームパブリッシャのちょっと本気っぽいタイトルという点で「今後ともがんばってください」代として Rolando を買うのは政治的にアリだが、自己幸福の確保を怠るようではゲーオタ失格であるから、選択肢のひとつとしての Rolando は選びづらくもあり、むずい。SimCity は安定性と重さの問題の不安さえなければかなり鉄板に近いが、うーん。

SimCityゲームデザインの奥行きで劣るがゆるーく楽しめる、The Tower あたりがこのシーズンに iPhone で出てくれれば、悩むことなくそれ一択なんだけどなー。あ、もちろんサクサク動作で縦画面操作可能で。うーん要求レベルが落ちんな。