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TwitterFon と NatsuLiphon

しばらく NatsuLiphon のほうが便利だなーというかんじだったけど、双方アップデートが掛かってからは TwitterFon の一歩リードというかんじになってきた。NatsuLiphon はなんといってもペアタイムライン表示(二つの ID のタイムラインだけを抽出するモードで、@ 付きの会話の流れを追いやすい)が魅力で、あるいはおれは使いこなせてないけど多分便利な Unreads(未読分留置)タブとか、ほかにも Autopagerize や「@ リプライと DM が一つのタブに統合されててスマート」とか「iPhone を振るとメニューが消えて全画面表示に」とか小粋なフィーチャーを取り入れていて、アクティブユーザからの賞賛の声がでかいのはわかるんだけど(どうも NatsuLiphon はβ版ではもっと高機能らしいので、そっちのバージョンで評価してるユーザからは高評価ということらしい←AppStore で公開されてる現行バージョン同士の比較じゃないのかよとズッコケた)、今回 TwitterFon についた検索機能はそれらと十二分に対抗するポテンシャルを持ってるわーというかんじだ。

Fav 機能は NatsuLiphon にしかなかったんだけど、TwitterFon でもいつのまにかできるようになってた。あと URL 表示とかは NatsuLiphon の場合「発言をタップ→個別発言画面からリンクをタップ」で必ず 2 ストロークだけど TwitterFon の場合「自分のタイムライン上で右端のリンクアイコンを 1 タップ」で行ける(一発言に 2 つ以上リンクが含まれる場合は、あいだに Link リストが挟まれるので NatsuLiphon とストローク数同じ)。あと NatsuLiphon の Autopagerize は、「確かに Autopagerize は便利でモバイルにこそ必要な機能と思うんだけど、でもちょっとまだ読みたいスピードに対しては展開が遅いので現状あんまメリットになっていないかなー」という感想で今後の調整に期待。基本的には一長一短でどっちも便利、あとは日進月歩度の勝負。

で、TwitterFon の検索機能。Twitter で検索というと「漏れとか抜けとかあってかなり不安定」という印象があるのでアレだけど、いまんとこ問題なさげだ(ID で検索すれば個別タイムラインはリアルタイムにヒットする)。で、この検索機能の履歴を鍛えるとかなり自由な使いこなしができる。NatsuLiphon の「Sents」は自分の発言だけ抽出表示できる便利モードだけど TwitterFon の場合検索履歴に自分の ID を入れとけば同じことができる。TwitterFon にペアタイムライン機能はないが、ID 検索で @ 付き会話が拾えるので似たような文脈抽出は可能だし、三人以上の雑談が錯綜するような会話把握の場合むしろ単語とかで適当に探し当てることが可能な検索のほうが有利。というか「ID を辿っていかないと自分の follow 外の領域には辿りつけない(「文字入力なんて面倒なんだから出先でそこまではやらんだろう」という設計)」というモバイル用途における制約が、検索履歴リストをブックマークがわりにすることでストレスなく緩和されていくかんじは便利としかいえない。つまりねー「このひとの発言は、ひまなときとかたまに読みたいんだけど、毎日読むのはめんどいから follow とかはしないわー」みたいなひとのタイムラインを、TwitterFon を使えば出先からでも手軽に追えるんだよね。で、出先で Twitter 見るってのはひまなときなんだから、「ひまなときに読みたいひとのタイムライン」がちょうど読めて TwitterFon 最高。

もうちょっと欲張りな話でいうと、なんかもう最近はわりと Twitter に関してだけいえば PC より iPhone で見てる情報量のほうが多いので、iPhone のビューアこそが最強でなければ困るという感覚になってきている。で、次に iPhone 上でやりたい Twitter 利用といえばクラスタ監視ということになる。もともとタイムラインが一つしか運用できないというのが不便なのだ。男の子と違う女の子って follow と非 follow で普通がないのみたいな。自分のタイムライン(follow リスト)は「受動的に摂取する情報系」として編集するわけだけど、それだけでなく「能動的に読む気になったときにだけ取りに行きたい情報系」を別途確保したい。まあ Google ReaderRSS 突っ込んどけば適当に読めはするけど、いまこの瞬間発生して追っかけたくなる情報の流れ(情報系同士はある瞬間に衝突し、未来方向と過去方向に飛散するのだ!)、みたいなものに即応するのにはやはり Twitter 専用クライアントでその場編集可能な機能として実装されなければ充たされない。NatsuLiphon でのペアタイムライン巡りとか、TwitterFon の検索履歴を鍛えるとか、アプローチは確かにそういうかんじだよなーと思いつつ、しかしどうもまだ最も痒いところまでは機能整備が届ききっていないという気もする。

まあ、とりあえずのところ、NatsuLiphon に検索機能がつくまでは、TwitterFon がプライマリに返り咲きということに。いや NatsuLiphon て先日のバージョンアップで「NatsuLion for iPhone」に名前が変わったんだったっけ。次日記に書くことがあればそう表記しよう。