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東京(一部埼玉)かぞえうた

1 → 101 → 101 → 10

旅行などしたいが、大して観光への情熱があるでもない。単にどこかへ向うという行為をやりたいだけで、たどり着きたい場所があるわけでもないのだ。そういうときお手軽なのは山手線沿線とかをチャリンコで回ることだが、それはもう結構やった。ほかにないか。というあたりで思いついたのが、東京近辺の電車を無駄にぐるぐる乗り継いでみる遊び。普段インターネットでユーザエージェントつかいたおしてぐうたらネットサーフィングなどやってる身分に忘れがちの、実際にかかる身体的なコストを体感するというような、もっともらしい目的とかも考えなくはなかった。石と鉄で組み上げられた首都圏のインフラをかけめぐるパケットとなり、リアルなネットワークをブラウジングしてみよう、というわけだ。

準備。

  • ネットで適当に都内の駅名を検索。とりあえず頭に数字がつく駅を 1 から 10 まで回ってみることにした。JR がいいのだが(地下鉄だと移動中ネットがつながらないので、路線検索等面倒と考えた)、地上駅では全然数字駅が埋まらない。大部分が地下鉄駅ということになった。
  • ほかはなんとか揃ったんだけど、7 だけがどうにもみつからない。「砂川七番」とかはあったけど、数字が頭ではないので除外。どうにかこうにか埼玉県にみつけて、片道一時間程度で行けそうだったのでそれで。
  • いちいち Suica とか使ってたらけっこうな出費が予想されるので、一日周遊券を買うことにした。1,580 円。どんぶり勘定大好きっ子なので見積もりとか出さない。
  • 鉄オタではないので経路やスケジューリングも適当。といってもおれのような人間のために準備されたシステムとして携帯電話による路線検索便利。駅に着いたら次の目的駅までの路線を検索すれば、自動的にあまり無駄のない乗換スケジュールが出来上がってゆくはずだ。

実行。

  • 池袋
  • 11:34 池袋駅出発。下調べが十分でないが、まあいいやと適当に JR と地下鉄で使える一日周遊券を買う。
  • 一之江
  • 12:35 一之江駅、スタート地点到達。はらごしらえにモスバーガー
  • 二重橋前
  • 13:29 二重橋前駅到着。
  • 三軒茶屋
  • 14:01 三軒茶屋駅到着。東武線は周遊券の効果範囲外のため、別途 150 円支払う必要あり(往復 300 円)。
  • 四ツ谷
  • 14:39 四ツ谷駅到着。
  • 五反田
  • 15:12 五反田駅到着。
  • 六本木
  • 15:29 六本木駅到着。
    • 恵比寿 大宮
    • 六本木-東京メトロ日比谷線中目黒行-恵比寿-JR 湘南新宿線宇都宮行-大宮-東武野田線春日部行-七里
    • 15:42 恵比寿駅に戻ってきた。小休止。文庫本でも買うかと駅前で本屋を軽く探したけど見当たらず。
    • 16:39 大宮駅で煙草休憩。
    • 周遊券範囲外のため、大宮の JR 改札出る際 210 円別途支払う必要あり(往復 420 円)。大宮から七里までは 160 円(往復 320 円)。
    • 大宮駅の懐かしい空気に浸る。といってもべつに思い出とかはない。ただ、大宮には東京で滅多に感じない「マチの雰囲気」があった。「マチの雰囲気」というのは「地元の雰囲気」の対義語で、地方の県庁所在地などに漂っているオーラのようなものを指す。「都市」とかではない。これはたぶん 23 区では決して味わえないし、都道府県のうち県民にしかわからない感覚かもしれない。
    • 16:52 東武線春日部行きだってよー。クレしんらき☆すたの匂いがする(オタ嗅覚:存在しない匂いを嗅ぎ取るスタンド能力。 極めれば、セルカラーの匂いだけでそれがどのアニメキャラ(ギャル)の髪の色に指定されているかを言い当てるという)。
    • 春日部行きの電車乗ったとき隣席の体育会ぽい男子高校生が「レンタルマギカ」読んでておもしろかった。さらにその隣は「空の境界」。
  • 七里
  • 17:03 七里駅到着。
  • 17:06 ブラボー田舎、いやー大東京のダンジョンうろついたあとでこのへんまでくると土の香りがなつかしいわー、おれの田舎と大して変わらん文明度の駅が関東圏にでもあるんじゃねー、などとエア煙草ぶっこいていたが、駅にエスカレータがあった。田舎だなんてとんでもねえ。大都会だよ。こんな街じゃ星もろくに見えないのに違いない。
  • 17:12 でも女子高生が野暮ったくて安心。エスカレータがあっても田舎は田舎。程度問題だ。らき☆すたが実写化するとあんなかんじなんだろうかな。
  • 八丁堀
  • 18:41 八丁堀駅到着。
  • 九段下
  • 18:59 九段下駅到着。
  • と、今回のタイムスタンプは Twitter で押していたのだが、九段下駅のホームで携帯電話からネットにつなげなかったので一旦地上に出た。けど携帯通信つながらず。携帯圏外か?EM ONE ならつながった。
  • 十条
  • 19:38 十条駅到着。
  • ビール 焼き鳥
  • 19:51 ビール到着。
  • のこりもの
  • のこりもの。東京フリーきっぷ x1 / 三軒茶屋で一旦改札を出て再入場するときの切符 x1 / 大宮駅で七里から戻るため再入場したときの切符 x1。フリー切符見せるだけで出入りできちゃうので、範囲外から範囲内に戻る際に使った切符は改札で渡しそこなってしまいがち(範囲外に出る際は、改札でそのまま不足分の金額を現金払いするので切符の発行はない)。

感想。

  • ビールうまかった。
  • 約 8 時間半ほど電車に乗ってるだけなんだけど結構疲れた。昼間の都心でもあり、座れない時間がかなり多かったってのもある。田舎者として郊外に行くのは楽しいわけなので、8 を八丁堀駅でなく八王子駅にしようかなーという算段がなかったわけではないのだが、七里から戻ってさらに八王子という選択はしなくて正解だったと思う。でなきゃ 20 時前に十条でビールというスケジュールは不可能だったし。
  • やってみて実感したがこれあんまり楽しくない!というのも、地下の移動がかなりの部分を占めるため、景色の変化がなく淡々としているのだ。おれはよく地下鉄による移動を「ロード時間」と喩えるのだが、数時間のロード時間を体験するのが楽しいかどうか問題みたいなところがある。まあ、そのようなユニーク体験としておもしろがれもするんだけど。
    • 逆に、地下鉄構内のみを延々とうろつくろいう行為は、低スペックがゆえに閉塞感の高いマップを延々移動するタイプのゲーム体験を思い出させるもので、それはそれで趣深くもあった(なぜか真っ先に連想したのは MD 版の「FLASHBACK」だったのだけど)。といいつつも、東京の地下はうんざりするほど広大だと実感する体験でもあった。「東京の地面はどこ掘っても土なんか出ないで鉄とコンクリが出てくる」みたいな。しかしその層を過ぎれば、確実に、ドス黒い焼土が現れてくる筈である。もはやお忘れであろう。麻雀放浪記冒頭より(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20071128#p1)。
    • 文庫本を 3,4 冊持ってひたすら電車読書を満喫するつもりで、とかならそれなりにアリかも。乗換頻繁なので、あまりゆったりもできないのだが。
  • 一日周遊券は、ほとんどが地下鉄利用だったので、じゃあ地下鉄乗り放題チケットだけで十分だったかなーと思わなくもなかったけど、考えてみるとあれだ七里への往復だけでも JR 代金として結構かかってるはずなので、ちゃんとおトクではあったはず。
  • 一日周遊券は、JR のみどりの窓口で買ったのだが、そのせいか「JR 線だけ自動改札 OK で、ほかは駅員のひとに提示」という使い方だった。で、仕様だけど別にこれ「どこの駅から IN でどこへ OUT」とか履歴記録してないっぽいよなー、駅員のひとへの提示とか自動改札通しとかまちまちにやってたので、IN と OUT の記録に不整合が出ていてもおかしくはない。それで特に問題なく運用できるってのは、たぶん「エリア内のすべての駅改札で、「入場券」と同等の扱いを受ける」みたいなかんじだろうか。