LUMINES LIVE!
しばらく LUMINES ブームが再燃していて収まる気配がない。パズルゲーとしては底も天井も大したことはないんだけどミョーに遊んでしまうのだよな、という感覚は WS「GUNPEY」と近い(神のゲームではなく、うっかり神に挑むようなゲームでもない、ちょっといいかんじと「まあいいや」の反復する手なぐさみとしてのお手軽パズル感)。WS と共に生き市場としては共に死んでいまなお愛好家たちの手元に息づいている、その GUNPEY の現世代携帯機向けリメイクを Q ENTERTAINMENT 社が手がけたのはライセンスをたぐり寄せた必然であったろうが余談。ともあれまあ、そのような触感の LUMINES は本来操作不自由環境に強いはずで、つまり初登場となった PSP のためにこそ完璧のデザインであったということができる。だからもし仮におれが PSP を買うような日が来れば LUMINES の、可能であれば北米版の 1、そして国内版の 2 を買おうと決めているが、そのような日が来ないのは EM ONE を買った日に確定しており、まあなんというか縁のないことはままならぬことよという話だ。
とかいろいろあるんだけどそういうのは置いといても楽しい。惜しむらくは 360 の D パッド(デジタル十字キー)はほかのハードの十字キーとくらべてもあんまりいいかんじではないという部分だ、が、それを折り込んでいいくらいの柔軟性ならば LUMINES にはある。そういう部分も「あの WS の腐った十字ボタンで遊んでこそ GUNPEY は楽しい」みたいなのと似ている。ふつうに平凡なスコアで適当な時間潰して終えるだけでもアレなので、ひとのゲーマータグで TIME ATTACK モードの未解除分アチーヴメントをサクサク埋めたりした。往年におれが自分のタグで出したのよりいい記録が出て癪だったので、自分のゲーマータグのほうでその記録を塗りかえておくところまでが遠足です。大人げで遊ぶもんじゃないねパズルゲームは。