衣替え失敗

十一月も下旬であり順当に寒いが、秋装備のままやり過ごす。あいかわらずサンダル。引っ越してからこっち、空調もあまり使わなくなったが、それにしても窓際が寒いのでそろそろ暖房をつけるべきかもしれないと思いつつ、まだエアコンのモード設定は冷房のままのはずだ。はずといったのはつまりリモコンがどこいったのか探していないからで、ということは当座のところやはり使う予定がない。さらにいうと布団についても毛布をそろそろ準備せねばと思いつつ秋に干したきりで、いつごろ装備したものかと漠然と考えながら放置している。敷き布団も掛け布団もずいぶん使っているから、いいかげん綿も抜けて煎餅化が極まっていて、夜中寒くて仕方ない。それならやっぱりせめて毛布をかますべきだという話になるがー、どうにも身体が乗り気になってこないようだ。どうしたもんかなこれは。

どうも今年は衣替えのタイミングを逸してしまって、そのままズルズルきてしまっているかんじだ。一度切り替えに失敗するとペース回復には時間がかかる。そうしているあいだも体力はガリガリ削られているわけなので、やはりさっさと切り替えるべきなのだが、気分の問題かといえばそうではなく、スケジュールや体力、身体側の事情なのでなかなか思うようにいかない。いやふつうはこういうものをこそ気分の問題というのかもしれない。脳内参議院の思うようにならない、身体が発した、過ぎ去った時間から結果的に観測できる声だ。

せめて毛布はかけよう…、いや、やっぱもう一回干してからにしよう、てことは土日が晴れたあとからだな。