matakimika@hatenadiary.jp

WELCOME TO MY HOME PAGE(Fake) ! LINK FREE ! Sorry, Japanese only. 私のホームページへようこそ!

キャラクタ対話型作品コミュニティサービスはどうか

旅行 | 080103

このへん(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20071116#p2)からのつづき。

携帯小説文化華やかなりし現在、往年のオタサイトテンプレのひとつ「オリキャラとの対話形式で進めるニュース解説サイト」のテンプレを応用した、会話のみで進行する読みものサイトポータルを運営するというのはアリかもしれない。

  • 「キャラクタアイコン+数行程度」の台詞の連続からなるエントリを生成できる。
  • 顔アイコンは基本 1 件につき 10 パターン程度の表情サンプルがある。悲しい顔とか怒った顔とか笑ってる顔とか驚いた顔とかなんとか。台詞の内容にあわせてムードを指定できる。
  • 無料で利用できるキャラクタ以外に、1 キャラ 100 円くらいで有料アイコンを利用可能になる。オプションで追加表情集 20 円とかもアリ。
  • 自作アイコンの登録もできるが(登録有料だがほかのユーザに使ってもらうことで微妙に小遣い稼ぎができたりとか)、もちろん著作権的にアレなものが大量にあがって問題になったりとかする。
  • サイト管理者を「マスター」と呼ぶ一般的なメイドアイコンがやたらと充実している。
  • 管理画面は「顔アイコンの指定→表情の指定→台詞の入力→決定(→完成したら「公開」ボタン)」の繰り返し。もちろん携帯端末からすべての作業が行える。
  • オタサイト定番の思想の偏ったニュース解説モノを作ってもいいし、不確かな専門知識で業界分析モノを作ってもいいし、エロゲー風のなにがおもしろいのかよくわからない漫才風対話モノを作ってもいいし、TRPG リプレイ風の冒険モノをつくってもいいし、人狼 BBS 風のギスギス推理モノを作ってもいいし、脳内嫁とのベタ甘ノロケ話を作ってもいいし、メイドとの対話形式で遺書を書いても OK。CGM は可能性だけが無限大!オッスオラ web 2.0、みんなの小銭をわけてくれ!
  • 「このキャラはこういう性格」という様式が、作品群の流れでなんとなく形成されたりする。
  • 「このキャラは〇〇さん専用」とか、謎のしきたりがユーザ女子コミュニティの中で形成されたりとかすればアチーヴメント解除。
  • 〇〇さんのこのエントリの改変モノでー、みたいなかんじでオリジナルなき多次創作モノが流行などすればアチーヴメント解除。

自分でやったことないのでわからんけど、たぶんあれって「書きはじめの敷居の低さ」とか「とりあえずボリュームの水増ししやすさ」とかではだいぶ優れた形式のはずなんだよね。高度化する余地がどれくらいあるのかとか予想つかないけど。だから初心者向けとしてはそれほど悪くない導入なんじゃないかと思いつつも、そこいらへんで安住してその先へ一歩も進もうとしないひとを大量に生みかねないアレかもわからんねと思いつつ、そもそも実際にそれが廃れている現在だと、そういうこといってもあんまアレだなとかなんとか。

もちろん、なんでこんなことを日記に書いているのかというと、それがいかにもモノにならなそうなアイディアだからだ。