SHADOWRUN 体験版
わりあい注目すべきなのであろう大作 FPS のひとつだが、なにしろおれは三人称視点なら酔わないけど一人称視点だと酔うので若干敬遠気味だった、SHADOWRUN の体験版が Live Arcade で公開されていたので落として遊んだ。単なる銃撃ゲーではなく空は飛ぶわテレポートするわゾンビになるわ木は生やすわでかなり賑やか。話題になるだけのことはあるというか、確かに楽しいかも。マルチプレイ形式こそが本領というタイトルだけに、bot にも注力しているっぽい。この時期の FPS 体験版といえば CRACKDOWN のパッケージから呼び出せる Halo3 のベータテストだが、どっちもサクサク遊べて爽快感があっていいかんじだ。去年は TPS の年だったから、今年は FPS の反撃年になるというわけなのかもしれんね。
で、いいかんじではあるんだけど SHADOWRUN 速攻買うのかといえば、3D 酔いへの懸念以外の理由によってもまだちょっと迷う。なんか以前見た覚えがあってかつ「おれには関係なさそうだ」とスルーしたタイトルの新作という印象が、どうしても挟まってしまうからな。シャドウランって 2007 年だと 360 のゲームだけど、十三年くらい前には TRPG のルールブックだったので（http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%89%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%B3）。TRPG かー、TRPG はなー、という。タイトルに対する印象もあまり残っていない。まあそういうのとはまた別のアレなわけだろうけども、なにせ 360 版は FPS だし、FPS は長年洋ゲーシーンを引っ張ってきただけに強力なストーリーや世界設定が要求されるジャンルで、TRPG で育てられた SHADOWRUN のような世界設定は、FPS において有効かもわからんし、あとまあ SHADOWRUN というタイトル自体にとってもシェアワールド的展開のひとつとしてアクションゲーム化ってのはおもしろい選択だったろうし。
