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Web 2.0 マーケティング大勝利関連

応援団だ逆転裁判だと携帯ゲームプレイがごったがえしているおれの日常なのだがじつは現在どういう状況なのかと根っこのあたりまで辿ってみると、「世界樹の迷宮ペンディング中」ということになるのだった。スタック状況をリスト化すると、

というようなかんじで、まあ大雑把には今進めている「逆転裁判 3」が終了した時点で、そろそろ世界樹に復帰かなという感覚でいる。まだまだ二世キャラのレベルも低いし、なんといってもクリアしてないし、やるべきことは多くある。ゲーム日記をつけているというのはこういう時非常に便利で、以前自分がどこまで進めていたのかがだいたいわかるので、かなり間をあけてでもプレイ再開に支障はない。

ところで、世界樹逆転裁判の二タイトルをみてふと思ったんだけど、これらはどっちも Web 2.0 マーケティングを仕掛けているタイトルなんだよな。「世界樹の迷宮」は Nintendo iNSIDE というサイトと協賛という形でプレイ日記のトラックバックキャンペーンをやっていて、「逆転裁判」は 1 のとき、有名個人ニュースサイトなどにβ版の ROM を送って「おもしろかった感想を web に書いてね」的なことをやっていた、ような記憶が…。適当に検索。

逆転裁判 1 の発売は 2001 年で、「ブログ」が有名になるのは 2002 年末頃からだから、現在形のインターネットとは様相が違うんだけど一応。でその後逆転裁判は 2、3 と順調に評価を得て、NDS 版の 4 でシリーズ最高のヒットとなったと。話に聞くと出荷 50 万本というから、そりゃ大変なものだろう。

では、1 は(再販などを除いて)最初どれくらい売れたのかというと、Wikipedia によれば 6 万本程度らしい。あーそんなかんじか。世界樹の迷宮もだいたいそんなかんじという話を聞いたな。後になってもうちょっと売れてるのかもだが。そういやこれはアニメだけど「時をかける少女」の DVD も通常版と限定版合わせてそんなかんじの本数だった気が。まあこの「だいたい 6 万」て数字に特別意味があるとは思わないけど。なんか「10 万行かないんだけどその中間くらいでいい具合にスマッシュヒットしているかんじ」を作り出すのに Web 2.0 マーケティングは有効なのかもわからんね。で、そんなものとは無関係にドッカンドッカン売れるようになれば、web がどうのとかではなく旧来のマスメディアに広告打ったほうがいい、みたいなかんじになるのかな。

TV とか新聞とかのメディアでのマーケティングが平原でワーワー合戦やってるかんじとすれば、web みたいなところでやるマーケティングは市街戦に近いんじゃないかと思う。うまくやれば寡兵でも戦えるが、正規軍が準備もなく大量に押し込んでもテロで被害が増えるだけみたいな。そういう特性の異なる戦場を統合的に扱っているようなマーケティングも当然あるのだろうが、そこいらへんは web の世界からだけではあまり見えてこないな。