家庭用ゲーオタとしての 2006 年、の手前
- もしかして、今年年末に Wii を買わなかった場合、おれが 2006 年に買った新しいプラットフォームって ATARI JAGUAR だけということになるか。まあ NDS は初期型から Lite に置き換えているけど。2006 年にそのていたらくか。逆で、2006 年がそのていたらくだったという可能性がある、という話だな。
- 360 の HD-DVD プレイヤをみせてもらった。ソフトはとりあえず「ブレイブスト−リー」。うあーさすがに綺麗だ。小さいクリーチャーがぶわーと画面覆ってるようなシーンでもノイズがほとんどない。これ DVD 版も出てるはずだけど、どんな具合だろうかちょっと比較を見てみたい。HD-DVD でも BD でもどっちでもいいけど、やはり今後はこの世代のメディアを買っていきたいかんじだ。そういや 360 は HD-DVD プレイヤ発売に合わせて D5 出力に対応するアップデートがリリースされたんだけど、あれって HD-DVD プレイヤつかってるときだけかな。それともたとえば Windows Media Connect でつないだときに PC からも高解像度ムービー引っ張ってこれたりするんかな。
- PS3 の現物見たときに「あーどうも欲しくならねえー」と思ってしまったけど、考えてみればこれプレイステーションが 2 のときも同じ状況だったわけよな。PS2 当時には、（冗談交じりに）PS2 の真のローンチタイトルは DVD ソフトの「MATRIX」だといわれていた。だから PS3 のローンチタイトルをゲームに求めても仕方ないのだ。PS3 のローンチタイトルは BD ソフトじゃよ。すなわち、「Air」、かというと…それはさすがに勘弁なので（おれ「さすが京アニですね」文化圏のひとじゃないし）、なんかもうちょっと別の。
- …と思ったけど、DVD プレイヤとしての PS2 はべつに DVD プレイヤを今後切り開いていくというような位置づけのハードではなかったんだよな。PS2 発売の時点で DVD ソフトは結構出ていた。ので、PS2 を買えばそのコンテンツ群にそのままアクセスできた。けど BD の場合の PS3 は事情が違う。HD-DVD も BD も、ソフトはこれから揃っていく市場で、ハード買ったからすぐに結構あれこれソフトがあるという状態ではない。だからけっこう見極めむずかしいんだよなーどっち買ったらしあわせになれるんだ。HD-DVD で問題なさそうだったらこのまま 360 用の HD-DVD プレイヤ買って、BD プレイヤ買わないとダメそうなら PS3 買うって路線でいいか。しかしそういう基準で判断するなら、どちらかに決定するのが当分先ということになってしまうのだよな多分。
- というか多分、情勢次第だが、BD も HD-DVD も、当分は共倒れ気味というか、まあ倒れはしないんだけど、しばらくは低成長気味に併走するだけの状態が続くのかもなーという気分がある。iPod 以降の流れとしてある、「どっちかっていうとチープなほうが勝つ」っていうようなノリ（これは本当に「ノリ」と説明したほうがよいものだろう）が一段落するまでは。YouTube とかもその流れか。「あんな低画質で満足してしまえるのに自称アニオタ」なひととかが居てしまうわけだしな。世の中多様化しすぎてて、最大公約数はどうやってもチープにならざるをえない。次世代標準が浸透してしまえば、つまり設備投資を惜しみたい側のひとたちさえもなんのかんのとひととおりの投資を終える頃には、「チープ」の水準がまた引き上げられて、そうやって時代が変わっていくんだろうけど。
あとフル HD でとりあえずなにを見たいかというと、まあオタだからアニメとかもあるんだけど、おれの場合あれだとりあえずサッカーとアメフトの試合が見たいので、そういうののライトオタ向けのハイライトシーン集みたいなのをサクっと出してくれるとうれしいんだけどな。あと WC 全試合 HD-DVD ボックスとか。見たい試合だけダウンロード販売とかでもいい。
