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mixi 話

ひさびさにKさんと飯食ったついでに mixi とかの話をした。特に新しい話は出なかったが、想定していたような事例についての確認などができたのでそれはそれ。

  • mixi を利用していることがステータス」として通用する世界があるらしい。
    • インターネッター的な物言いのうえでは、もう参加者 100 万人以上も居るんだから「このてのサービスは利用しない」とか「どうでもいいので利用しない」とか「おれの暮らしには必要ない」とかいうように、スタンスの関係で居ないひと以外の大抵のひとは利用してるだろうと思ってしまいがちだが、やはり外の世界はそのようではないという。
  • 大抵のひとにとって、「SNS」=「mixi」ってことでいいらしい。
    • その他の SNS のことなど考えたこともない、知らない、というか「SNS」という用語がなんなのかよくわかってなさそう。SNS 界では、こういうひとたちの取り込に成功したサービスが勝者になるってことだろうなあと思った。
  • 結局のところできることの種類はそう多くないので利用法は限られてくるが、しかしそこに対するスタンスやポリシーについてならかなりの幅を保持できるというのが SNS の特性ともいえて、しかし、「他人が自分とまったく違うように SNS を利用している可能性」についての想像力の欠けたユーザは、けっこう居るのかもしれないという問題。
    • 各種のバリアをシステム側でサポートしてくれるので個別の村社会を作りやすく、ということはサービス内が「ひとつの巨大な村」となることは決してなく、自分たちの村の強固さを信じながら、その拠り所が自分たちと同等に強固な村がある可能性を保障しているという想像にはつながらないひとたち問題というか。
    • 微妙にこのへんにも絡む話ではある(→http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20050410#p3)。
    • 「○○がおもしろいかおもしろくないか、便利か便利でないかは、各人の利用の仕方、スタンスによって決定され、その感覚は共有されない」といった筋合いの色がかなり強く出るのが SNS というサービスの性格。ただ、誰にとっても不便なことやまずいことは当然ありうるので、そういう問題を探すのは悪いことではない。

そのほか、ネットと暮らしの関係観、どこにどんな立場を設定するかの問題、情報管理のあり方、振る舞い方、ひととの縁についての考え方、など、SNS を起点に転がしていけばけっこうわかりやすい話になりそうなことがけっこうありそうだなと思った。まあべつに SNS を起点にして話をする必要はないとも思ったけど。