昼のブログ / 夜のブログ問題と SNS が悪魔合体する状況
以前に「古い話」として書き散らかしたメモの書き出しなので(元日付は 050406 だった)、いつの問題なのかわかりづらいっていうか、書いたおれにもよくわからないんだけど、今の状況はまたちょっと変わってて微妙。
- ネットと暮らしを切り分けるひとたち(夜のブロガー≒伝統的な web 日記者)
- ネットを暮らしに組み込んで活動するひとたち(昼のブロガー)
- (「昼のブログ」「夜のブログ」という用語は以前どこかのサイトで見かけたものなんだけど、その元サイトがどこだったか忘れてしまった→おしえてもらった、ここ→http://www.semblog.org/i2k/archives/000102.html 二年ほど前の記事なのか)
かつての有名サイトの管理人には、ネットでだけ有名なひとが多かった。有名サイトの管理人だからといって暮らしのうえで知名度があるというわけではない。名無しさんだったり、暮らしと結びつかない HN だったりした。現在は実名や芸名、筆名等暮らしとつながりのある名前でネットでも活動し、ネットと暮らしを関連付けるスタイルが出てきた。営業に割けるコストを考えれば、そっちのがパフォーマンスが高いのは自明(ただ、最近はこのやりかたでの「上がり」方の難しさについての議論も出てきた)。
- SNS による個人情報管理の曖昧化
- SNS をおれは、「他人によって自分の個人情報が微妙に開示される状況を許容する場」とも定義しており、これは変わっていない(→http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20040421#p2)。これ自体は「SNS は内外のアクセスにある程度の敷居を設けることを可能としている」ことによって、さほど問題視することではない(、という前提で SNS は成立している)。
予想されることは、
- 昼のブロガーがうっかり夜のブロガーの個人情報を麻痺した感覚で取り扱ってしまい、その結果情実両面での流通事故が発生する可能性。