最近のアニメ - 機動戦艦ナデシコ関連
- わざわざ屈んで上目遣いで頼むネルガル会長秘書の女子力、をわざわざ横からのレイアウトで描くナデシコ意識たけー。
- うぇーい、るりるりちゃーん。で、ふとインターネット見たらルリアイコンが目に入ってギョッとした。
- ネルガル会長秘書、90 年代にしてなかなかに自己啓発的なことを言っていて現代的なキャラだけど、テンションがヒステリックなのが、立ち位置的に仕方ないけどダメだ。上司受けがよくて出世するけど人望なくて失敗する PM タイプだよ。そういうのは現代っぽくない。あとおれこの声嫌い。
- そうそう、90 年代くらいまでは「おれが嫌いな声質の女性声優」てのがアニメには存在したんだが、近年全然みかけなくなったんだよね。だからたぶんおれの感覚は標準的で、そしてこの感覚はダメなのだ。現代の耳障りのわるい声質の存在しないアニメはダメ人間のためにそう変化したのだ。もっとおれは「自分が嫌いな声」をアニメの中から探していったほうがいい。たぶんあるんだ。おれになにかが見えなくなってきている証拠のひとつだ。
- アフレコ現場に居るプロデューサ役の声が毎度ちょう気になるー。
- いやー 23 話はアガるね。やっぱ宇宙戦艦てのはいっぺん降ろされたあと旧クルーが強奪して俺たちの船にしないとダメだね。ただ、ウリバタケと奥さんの別れのシーンは、パト 2 の進士と奥さんの別れのシーンに圧倒的に及んでなくてダメダメだが、まぁウリバタケはダメでいいんだよこれもダメのロマンだよそういうものをフィクションだけが肯定するんだ。
- 24 話の作画がオタクにはいちばんちょうどいいかんじに気合入ってて好きだな。そしてどのキャラも何考えてるのかだいたいわかんなくて素晴らしい。ナデシコは 80 年代を正しく引きずっているのかもしれないね。
- そしてやはりネルガル会長のキャラクタがいちばん完成されている。こいつは 2013 年のアニメにそのまま持ってきても通用する。ほかのキャラクタはたぶん通用しない。ルリルリくらいか。
