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詳しくないがゆえに自信満々な人々関連

  • なんで詳しいオタより詳しくない非オタのほうが偉いのかというと、「詳しくないのにこれまで生きてこれたってことは生存力が強い」みたいなアレがねじれて働いてそうだな。「働かなくても食っていける名家の人間は優秀でなくても社会的に生存率が高いし、優秀な人間であればなおのことよい。小作人は優秀でなければ苦労するし、優秀さを駆使すればするほど小作人っぽさが身に染みる」みたいな回路の応用範囲というか…。
  • もちろんオタは知ってても得しない知識系なので、それが応用できちゃうからどうした、という話だ。ようは「ネットでは必死になったら負け」みたいな往年のネットバトル観と似てるのかもな。ガンバってる側を、ガンバってない側が馬鹿にしてよい、のはなぜか。まあ近年は実名ブロガー(もうブログではない?)とか自己啓発界隈とか意識高い界隈とかのガンバりにより、「必死だな」みたいな茶化しこそカッコワルイみたいなノリもある程度盛り上がっていて場面ごとに傾斜が違って波高し。
  • 「得になることをそんなにガンバらないと生きていけないの?貧乏だねー」という格差。
  • で、「必死にならないと死んじゃうやつは貧乏」ベクトルをスカるオタ護身術としての「いやおれがガンバってんのは一文の得にもならない分野だから。死なないための努力自体はおまえとそう変わらんよ」みたいなのはあるんだが、でも根っこには「どうしても得にならないことをやらずにはいられない気持ち」みたいなのはあって、それ自体はやはりガンバりだし必死さでもある。で、そういうのをなんでもかんでも自意識問題としてみんなで持ち寄って核分裂であったまっていたのが 00 年代。
  • あっ、いや違った、オタ趣味に没頭する人間をみる「あんな役にも立たないものに熱中するヤツって」みたいな非オタからの蔑視、というのもあるか。その場合「役に立つことやってないと死んじゃうお前らは貧乏」というオタ側の対抗蔑視が成り立っていた。もちろんそれはそれで「どうしても誰かを好きになることができない自分」という非モテ問題へと接続して、そこでは「役に立つことをガンバれない、必死になれないこと」が問題になっていった。

出口なし!