最近の漫画 - 奈緒子関連
- 奈緒子読んでる。中 2 の壱岐雄介の背中がむちゃくちゃかっこいい。あかん。こりゃ「耳をすませば」どころじゃねえ。あとやっぱ坂田信弘氏節としかいいようのない囲碁のようなモノローグ。つながりがテキトーだけど必要なことは全部言ってる。いや言ったことだけが必要だったことになるというのか。劇画原作者のネームっすね感。
- しっかし、「奈緒子」というタイトルなのにぜんぜん奈緒子が活躍しないのは何なんだ。
- 「この後、本田大作さんは マラソンに転じました。 雄介君は、波切島高校へ 進学した。 そして私は、 東京大学法学部に 進みました。」なんというかテキトーすぎんだろおい！奈緒子！おまえだよ奈緒子！奈緒子ぉー！
- マジたまにちょろっとしか奈緒子出てこないし。なんでタイトルになってるんだ奈緒子。雄介が死んでその意志を継いで走るとでもいうのか。兄弟の恋愛の確執にでもなろうというのか。むしろ、ちょうど忘れた頃くらいに奈緒子が登場するっぷりがだんだん笑えてきた。しかも大概台詞なし。というか内面もほぼない。まあ女キャラの内面を描かないのは坂田氏節というやつかな。
- 奈緒子が出てくると「あっ、坂田信弘さんが奈緒子の存在を思い出した」という印象になってきた。
- …まぁ読む前の認識が「夏子の酒みたいな話かなー」程度の人間だったので、これほどのヒロイン印象の薄さはたいへん鮮烈ですばらしい。あと毎度のことだが坂田信弘先生はとにかくキャラクタをいじめまくるよなと思った。
- うおお奈緒子が喋った！いやたまに出て一言二言は喋ってたけどすっごい喋ってる！32 巻目にしてものすごい長台詞だー！
