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バトン好きに 100 の拷問

ところでオランダに発祥したらしいバトン制度は、最終的に mixi のへんな土着風習として定着したよね。…というあたりで、そういや「だいたいあすこらへんにかたまっているネット風習」として結構いろんなものがあるけど、はっきり整理したことはなかった気がするので簡単にリスト。

  • 不安もしくは良心に訴える系
  • 自意識に訴える系
    • ○○好きへ 100 の質問
      • 自分語りはしたいけど、自分から語りはじめるのは恥ずかしい(抵抗感がある)・フリースタイル文章芸はむずかしいという層に、外部からきっかけ・テンプレートを提供するというアプローチでヒット。
    • ○○バトン
      • 初期は 100 質ではなく 5 質。テーマ設定&指名による低難度調整&抵抗感緩和。100 質と相性のよいかんじのコミュニティの気質と溶け合っていくうちに(?)どんどん舶来テンプレート感は失せ、mixi の土着風習に安定する頃には質問項目も膨れ上がり、自由作文でなく一問一答形式化、さらに指名制でなく 100 質同様見たひとが勝手に書くという形式にも。
    • 診断メーカー
      • Twitter ほどの短文メディア&携帯デバイスベースなので長文入力がむずかしいユーザの多い環境では、100 質やバトンなどの総合的に長文化しやすい自分語りテンプレートが介入する余地は少ないので、流行するとしても(携帯サイト的な入力フォームアシステッドな外部 web サービス等へのリンクなどにより)外部へ拡張するかんじになるだろうから、あんま問題なかろう」と予測していたんだけど甘かった。ボタン一発自動生成にアリナシ程度のコメントをするだけでも、それを無数に繰り返せばコミュニケーションにだってコンテンツにだってなりうるのか。現実のアリの範囲広すぎ。

とかなんとか。