A さん慰労会
新宿〜早稲田をまたいで、院試に失敗（自己申告）したので絶望しているという A さんを慰労する会的な状態になった。おもしろかった。
- A さんは「素直なひとが人文こじらすとこんなかんじ（←こじれ方が素直）」というタイプのひとで、おもしろかった。
- 新規の話はほとんどしていない。繰り返しているけども A さんには特に喋ったことがない、みたいなこと中心。強いて一番話題として近いのは、去年の文フリ打ち上げ（http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20091208#p1）あたりかな。そういやこの続きもまだ書いてない。いずれ。
- ロールモデル選びをうまいことできずに凝固してしまう、みたいな問題など。あとまあ「木更津キャッツアイ的なローカル共同体がいいなァ、とか言うんだったら高卒時点までに地元で何はなくても集まって楽しいツレの 4,5 人は作れてないとスタート地点に立てないわけだし、そういう仲間が居ないまま過ぎ去った状態で木更津キャッツアイがいいなァとか言っても虚しいだけだっていうか、自力改善する気ゼロっていうか逃避する気満点だから他人のやり方がどうこうとか言えるような立場じゃないね」みたいな基本的な話をした。現時点での幸福でなさの原因を、取り戻せない過去（に存在しえたかもしれない分岐世界）に求める心理というのは、精神安定行動なのかもしれんが、安定するだけで解消しないからあんまりよくないよな、一時退避としてはアリなんだろうけど。
- というか、このての若オタにありがちな、「自己認識についてはそれほど問題ないっていうか、あんま自分のハッピーライフデザインがうまくいっていないことについてクールに分析できてる」のにもかかわらず、「目指すハッピーライフモデルと自分の現在地点との接続イメージが全然ない、というか（木更津キャッツアイモデルみたいに）きみは決してそこには辿り着かないのでは？みたいなモデルばかりを引き合いに出す」みたいなギャップて何が原因で生じてんだろうね。口をつく未来像が、あまりに現在と関係なさすぎる。過去もまた、現在と関係ないという感覚を、未来方向へ拡張していったらこうなるんだろうか。そして事実、彼らの世界はそのように出来ているんだろうか。
- もちろん、はてな最適化問題的な話とか、あと地方東京問題も。
とかなんとか。こうした場で部分的に喋ってきたことについては、たぶんいずれまとめる。
