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最近の読書 - 15x24 関連

三巻は出先で読み終わった。おもしろかった。そろそろ脳からこぼれ落ちる要素が増えてきた。いまどうなってんだよこれ、なんとなく掴めてるつもりだけど取りこぼしてるよ多分!次巻出るまで時間あるから答え合わせはできるけど、このままの状態で読むほうがおいしい気もして迷う。あと全六巻てのはほんとか。終わるのか。終わってしまうのは勿体無いような気もするのでいっそ全 19 巻とかどうか。原稿用紙一万枚コース。その分量のシナリオを管理しながら書くのは人間業を超えるか。全 6 巻分でも、イベントテーブルを全部脳内に収めてバグ取りまでできるとか人間業ではないと思うので、執筆時に Tool Assisted はしてるだろう(関連→http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20080718#p2)。キャリアからいって、新城氏にはそのてのノウハウいっぱいあるんだろうし。とはいえ、やっぱり Excel くらいじゃないかなあという想像。あるいは、いっそ、手書きメモの集積のほうが効率的だったりするんか。まあ、あれよ、終わったあと、その資料をもとに、やっぱり同じ時系で発生していて微妙に本作とも関係のある別の事件についての次回作とかが出ればオタは全員ハッピーよ。いやそういうことしてもらうとそのぶんの執筆時間新城氏の完全新作が出ないということになってそれは困るので、監修だけしてもらってライターは別のひととかで。

ところで、本作は大変おもしろいわけなんだけど、読む前にちょっと躊躇するタイトルでもあった。なんつーか、読む前に脳内でリストアップできる本作のおもしろ要素がハッキリしすぎていて、逆にただそれだけの小説だったらどうしようっていう躊躇いを覚えちゃったんだよね。「なんだかよくわからないがとにかくすごいぜ!」みたいに放射される小説の魔力みたいなものが、見えやすい「おもしろそうなかんじ」にスポイルされてるかんじ。もちろん、15x24新城カズマ氏作品なんだから、ただそれだけの小説であるわけがないし、読んだらおおよそこの本が「自分にとってどういうものであるか」はわかるのだけど。事前に入ってくる情報のタイミングとか順番の問題なのかな。そういうものの、多分偶然とかも絡みつつ、めちゃくちゃうまくいった事例がひぐらしだみたいな話になるのかな。