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最近のアニメ - 咲関連

メディアセンタ死亡前後から放映当初見てなかった「咲 - Saki」を見ていて、最初息苦しかったけど、いまではおもしろくなった。おもしろい要素がいくつもあり、なるほどこりゃ人気出るわーと納得もする。

  • 部活アニメだ。主人公のポテンシャル、他校との関係性など、手近な連想では帯ギュが近いか。ただ、キャラ付けとパフォーマンスのわかりやすさを優先する意図でか、登場するキャラクタの超人度は高め。
  • 百合ん百合んしたアニメだ。しかも相思相愛が多い。各校最低一組。
  • 13 話あたりまでの大雑把な人間関係(ていうか好意関係図)を作図するとこんなかんじ。
  • 咲
  • この中に男は一人しか居ない。
  • さらにいえば、その一人の意味もほとんどない。一応主人公の幼馴染か何かっぽいけど、「主人公を麻雀部に誘った」という仕事をして以降はほぼ空気で、強いていえば「タコスのキャラ付け」というポジションになっている。不思議な配置だ…。
  • かんたんにいうと、咲の世界は「登場全キャラ中男に関係ありそうな女キャラはタコス一人のみ、あとは全員百合」というかんじなので、一般オタの人気は自然とタコスに集中するはず…なわけだが、いまどき一般オタのほうが少数派という状況になってる気もしなくはないから、よくわからん。ともあれタコスは、なんだかオタ的にはスッキリとしないポジションで(戦術的にはあまりほかと連携しない形で)仕事をしているキャラということになる。
  • これと対応するのはのどかの巨乳っぷりの無駄さで、以前書いたが(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20090702#p1)、本作がもうちょっとオタ最適化されていれば、あの巨乳はもうすこし合理的に描かれていたんじゃないかと思うところ、そうではないという部分に、タコスのタコスっぷりと近い配置意図を感じる。つまり、あんま練度の高くない中坊オタ向けのフックというかな。それがそのまま、高練度でもポリシーの違うオタに対するライフネットとしても役立っている。全体的にはキャラ同士の関係性の揺るぎなさの確認、その「居心地」を楽しむのがいいアニメになっているが、そういうのがめんどいひと向けにも、もうちょっと閉じた属性消費で間を持たせることができるように作ってあるっていう。
  • けいおん!視聴時の「ベースは女装」同様、本作においても脳内パッチを想定しつつ見ており、とりあえずは「主人公が女装」ってことでいいかな…?と思ってたけど、識者の見解では「本作に脳内パッチは要らないってのが一般的で、強いて適用するなら「巨乳が女装」のほうが手堅いかなー」とのこと。脳内パッチ道は険しいすなー。