ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破

ヱヴァ劇

前回（http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20090705#p1）画面が見えなかったので再度見に行った。混雑具合から都市部は勘弁という気分になったので二度目はベッドタウンのシネコン。あと、その前夜に TV 見てたら TV シリーズの一挙放映がヤシマ作戦〜アスカ登場〜ジェットアローンあたりの回で、こりゃちょうどいいやと見てテンション上がった。それがなかったらちょっとダルかったので見に行かなかったかも。旧エヴァ劇公開前にも深夜再放送やってたけど、やっぱいいタイミングでの深夜再放送って必要なんだな。背中の最後の一押しになるよ。

鑑賞一回目は最前列右端だったので、二回目の最後列ほぼ中央という座席はよかった。なにせ画面が見えた。ただ、期待したほどものすごい絵は無かったかなーというかんじだ（トップ 2 あたりと比較して、という意味で）。よくできてんなー感を超えなかった。いまのアニメ映像は、規格も技術もほぼ飽和しているかんじ（家庭用機でいうとリリース三年目あたりの収穫期の感覚と近い）だから、これよりヘンとういうものはむずかしいような気もするし、だから期待はずれとかいうほどのことでもない。よかった。また、基本的には一回 TV でやってる展開の踏襲だし、破天荒な絵が連続する旧劇場版の経験のうえで、「見たこともないもの」にお目にかかれる確率は低くもあった。

そういやアスカが遊んでいるワンダースワンだが、たぶん本体は初期型で（形はあんま確認できなかったけど色がシルバーぽかったし、あと起動音が本物だった、ノイジーな爆発音もそれらしかったし）、でもソフトは不明、とりあえず横持ちしてたし GUNPEY じゃない、というあたりは確認できた。なんか刺さってるカートリッジのラベルは、ファミコンの初期型カセットっぽいデザインだったんだよなー…、一応ワンワンにはスパロボっぽいのが出ていたはずだからそれか？とか予想していたのだけど、それも違ったようだ。
ワンワンでおもしろいゲームっていうと第一に GUNPEY、第二に GUNPEY、第三に GUNPEY…というかんじになるので、ワンワン＝GUNPEY って刷り込みから GUNPEY と錯覚するひとが多いって話じゃないかなー。
GAINAX 社作品でワンダースワンっていうと連想されるのは「フリクリ」のマミミが遊んでるファイアスターターだけど、マミミが遊んでるのは「ワンダースワンによく似たゲーム機」で（http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20060524#p3）、ワンダースワンそのものではない。一番近いのはワンワン最終機「スワンクリスタル」（基本的にはワンワンカラー同等品だけど TFT 液晶採用により画面がカッコイイぜ、というのがウリ）のワインレッドで、おれはそれ持ってるんだけど、やっぱりけっこう違う。デザイン自体は初期型ベースなのかなー。ファイアスターターは画面モノクロだし。