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i 文庫を買った

iPhone青空文庫を快適に読めるうえに、青空文庫形式の自作ファイルも読めるという i 文庫を衝動買いした。青空文庫リーダーとしては相当快適だ。ver2.3(現在のバージョンは 2.4)のデモンストレーションムービーが Youtube に上がっている(→http://www.youtube.com/watch?v=lHNKEz8jfI0)。

衝動買いというと、まるでおれのなかに燃え盛るエナジー的なものが渦巻いてるようだけども、どっちかっていうとカサカサに乾いた指が 1 グラムぶんの重さで購入ボタンを押したというような状態なので、それほど読むぜー超よむぜー的なテンションではない。だってモバイルガジェッターにとって青空文庫は義務的なかんじだから。CLIE 買ったときも太宰治人間失格」と坂口安吾堕落論」読んだよ。EM ONE 買ったときも読んだ。そして iPhone でも読むことになる。なんでこうモバイル読書の定番が失格とか堕落とかなんだろうかね。やはり日常的に珍アイテムを持ち歩こうって人間の性根はどこかしらねじまがっており、それが失格や堕落などといった語句に惹かれてゆくからだろうか。

仕切りなおすと、買った理由は三つになる。目先の目的と、長期的な野望と、あとお遊び。

たとえば夏葉薫「声優批評入門」(http://d.hatena.ne.jp/K_NATSUBA/20080912)。

  • i 文庫

青空文庫形式だと簡単にルビが指定できるのが、ただテキスト形式でコピペして入れとく場合との違いだな。そこいらへんの追加作業をちまちまやっていると「なんでもいいのでタグをいじりたい」欲が充たされるのでむしょうに楽しい。独自拡張として、挿絵用に img タグが使えたりするらしいが、このへんはいまんとこあんま関係ないな。図表とか自作して挿入したりする場合か。a タグが使えるようなら「青空文庫形式拡張のゲームブックを自作」みたいな展開も可能なんだろうが、さすがにそういうのはないか。ていうかそのうえちょっとしたフラグを管理できるように機能追加とかすれば、スクリプトを抜き出してきて超簡易版のエロゲーシナリオリーダとかできそうやね。まあそこまでいくとやりすぎて何がしたいんだったか見失ってるかんじだ。

まあともかく、自作したものが読めるってのが良い。i-Funbox で USB 転送も可能なのでお手軽だし。いずれ i 文庫向けの簡単な同人誌的なものとかつくってみたい。