最近のアニメ - 戦闘ヒロイン関連
そういやセーラームーンて基本的に夜戦うヒロインだったけど（月が出てるのはだいたい夜だし）、プリキュアって大概昼間戦ってるよなー、というあたりで、忘れがちなんだけどセーラームーンは結構背伸び要素が多いっていうか、挑発的なアニメで、「昼間は学生、夜は隠れて正義の味方」みたいなヒーロー二重生活要素があったり、中学生なんだけど大学生の彼氏が居たり（！）、敵幹部の名前がゴージャスだったり、「深夜の都心で学生が火遊びするんだぜ」みたいなバブル時代引きずってるニュアンスが微妙に感じられた、のが、お茶の間最適化されていった結果、地方都市で日中完結な冒険を繰り返すプリキュアの姿に、ということなんかなーと思ったりした。
あと属性でいうと「土曜」「テレ東」「オタ」の変身ヒロインである「しゅごキャラ！」と、「日曜」「テレ朝」「DQN」の変身ヒロインである「フレッシュプリキュア！」は、どっちもヒロインが両手で作ったハートマークから光線を発射して敵を倒すアニメなので要素が被ってるっぽいけど、ハートの作り方が違うのでたぶんそこにそれぞれの属性を強化するバックグランドが読み解けるはず。しゅごキャラのハート型は、相手に手の甲を向けるかんじで作る（親指が上）。プリキュアのハート型は、相手に手のひらを向ける（親指が下）。書いてもわからんので写真。
どっちのポーズのほうがメジャーなのかといえば、なんとなくプリキュアがやってるほうっぽいけど（ハートの型でキメるアニメとしてはしゅごキャラのほうが先なんだが）、わからん。しゅごキャラのハートマークは、なんかこう「普通の選手宣誓は手のひらを掲げて行うけどサイキックフォース大会だけは手の甲を掲げて行う」的なオーラを感じ…たりはしないか。うーん。実際やってみるとわかるが（←検証には決して他人に見られない場所を利用しないと後日悲惨）、しゅごキャラのように両腕をまっすぐ伸ばすビーム発射体勢は、プリキュアの型では丸みを維持したまま腕を伸ばすのがかなりむずかしい。ポーズ制約の少なさでいうとしゅごキャラが採用してる型のほうが上だ。
あとプリキュアの場合ハート型を作るのは簡単なんだけど、変身後の名乗りで「ハートを作った手の状態からそのままパンと拍手する」という人間離れしたワザをやってのけるので、あれは相当修行積んでる。寸勁みたいなもんじゃろ。
