放課後プレイ

電撃 PlayStation 誌連載の四コマ漫画単行本。オタクラスタ三箇所で同日に話題になっていたので読んでみた。おもしろかった。

かなりクセがあって、それは絵柄もだけど、連載単位で「今回はここまで読んだ、次はまたの機会に」みたいに読む行為が途切れやすいこともあった。ちょっと読んでは横に置き、またちょっと読んでは横に置き、を繰り返して、読み終えるまでに結構時間がかかった。ゲーム雑誌の漫画なのに一貫するストーリーは恋愛、というか登場人物二人の関係の進捗。その緩急に連載一回単位でリズムがあるので、そこで集中力が途切れやすいのだよな。これはいいとか悪いとかではなく、ふつうの四コマの「どこで切ってもいいかんじ」や、萌え四コマの「切れ目がよくわからんので逆にどこで切ってもいいかんじ」とも違って、かなり区切り感がわかりやすい。延々寸止めの連続なのでフラストレーションは溜まるが、「これは次まで溜めとこう」と思える良いモヤモヤだった。

リプレイバリューはそれほど高くなさそうだが、妙に読後感をひきずるなー。