まだ喉風邪が治らんので困る。だるい。寒気がする。水飲むと痛い。風邪といえどもおれの体内で生きながらえている、いわば旅の道連れみたいなものなんだから、風邪の野郎にも便宜をはかってやらねばいかんのかなーというか、たとえば生まれてこのかた数十年くらい重たい病気にかかって、その治療法がみつかったとして、「いやその病気とは生まれたときから一心同体、親兄弟より深い絆があるんだ。こうして毎日ベッドで寝てばかりだとね、病気の野郎にも情が移るというものですよ…」みたいなことをいって治療を断ったりするんだろうか…いやそれはない。おれの体力を食いものにしやがって。死ねフリーライダー。