旅行記録 080101
旅行三日目。夜中の部。
- 00:01 携帯のライトを頼りに足場を探す。鐘が遠く聞こえる。
- 00:10 いい景色だ。凍える。
- 00:17 多分半径 300m 以内に人間おれ一人。
- 00:20 また雲が出て霧がこくなってきた。雨だか雪だかが顔に当たって痛い。
- 00:52 潤んだようなオリオン座。
- 00:58 冬の星座はおれの SF マインドの原点だ。
- 01:00 やまのなかにいる
- 01:08 前回はここから 50km くらい北の山中で迷ってマジに遭難しかかったりしたんだよね。今回は人里近いので安心。石畳の道に出た。
- 01:13 携帯電話の明かりはマジ便利。これなかったら今夜だけで 20 回は足くじいてる。
- 01:45 美空ひばり氏は命名ルールがおジャ魔女だから萌える。
- よく考えてみると違った。ドレミは名前だけどミソラは名字だ。
- 01:49 美空ひばり氏が紅白司会やった年に赤組が負けて、そのときボソッと「あたしが司会やっても負けるのね」とつぶやた、という伝説が好きだな。
- 01:52 突風にマフラー吹き飛ばされて往生した。
- 01:59 北方三国志、北方水滸伝ファンとして、年越し山登りは必須だな。山頂にちょうど具合のいい岩もあって張衛ごっこもできた。さすがにさむすぎて半裸は無理。
- 一応上半身 T シャツで座ってみるところまではやった。歯がガチガチ鳴る。生命は振動するエネルギーだなあと思った。
昼から夕方の部。
- 11:10 スオース!ノスタスオース!(味方だ!)
- 11:14 犬に人間語は通じないのでパンツァー語でコミュニケーションを図るもズボンをがりがりかじられた。
- 11:17 グッドモーニングアルテア。
- 11:42 孤独完全勝利!元旦マジ脂肪!
- あーいや、昨年版のテンプレは「孤独オタ歓喜→元旦オタ涙目」とかそんなかんじだっけな。
- 11:53 どうでもいいんだが犬にマジ噛みされてズボンの裾に穴があいてる。正月番組の段取り感と犬のガチ度のコントラスト。
- 13:03 駅。Suica どころか自動改札じゃないし。
- 13:12 自動改札どころか無人改札だし。
- 13:16 と思ったら切符きりに駅員の姉ちゃんでてきた。なんでこんなっていうような美人でビビる。まったくちぐはぐな正月だ。
- 14:30 軽く一時間ほど吹きさらしでバスを待ってみたが来る気配なし。指の感覚がない。
- 14:38 結局駅に戻って電車。辺境では「短い区間だから立ったまま」という感覚がない。空いてるのに立ってると異様なもののように見られる。
- 辺境といえばあれよ鍔広の帽子に黒のロングコート、背中には優美にしなった長剣が以下略のアレなどおもいだす。西暦 12,090 年あたり。「人類は衰退しました」はそれから何千年あとか前か。
- 17:08 分け入っても分け入っても黒い山。
- 17:18 ミナス=ティリスからローハンへの狼煙リレーの途中みたいな物見台。山から山へ鉄塔が渡っている。どこからどこへつながっているのか知らぬままおれの居場所はここにしかない。
- 17:21 どこにでも行けるが行きたい場所がない。どこへ帰りたいのかもわからない。
- 20:19 EM ONE じゃべつに ON 書きとかしないんだけど、なぜか圏外だと日記する気にならない。年末年始でまた盛大に遅延するな。
- 遅延したした。また実時間と最長 10 日分くらいズレた。