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リア充いろいろ

Halo 3 | 071008

リア充」が 2ch の大学生活板などで生まれたらしい言葉である点に注意(以前就職活動板だと思ってたけどちがったらしい→http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20070805#p1)。つまり、リア充は学生(最低限の生活が保障されており、多重性が薄い場合の多い)感覚をベースとした用語なので、「学生生活」という大雑把に括れる単一の幻想が話者の間に共有されていることによって、成立している。社会に出ると立場が増えるので、社会人の場合にリア充を当てはめるとしても、まずどれについてのリアルよという話になる。

すぐに思いついたのは「平日リア充」と「休日リア充」だ。まあなんというか学生においても「ゼミ」と「バイト」と「サークル」は違う基準で判定されるのだろうかなと思いつつ。仕事で業績を上げて社内で評価されればリア充というのは間違いがなく、でもバリバリ仕事しまくるだけでほかになんにもないと、人生が虚しくなってしまうかもしれない。業績にこだわらず広くいろんなひとと付き合って人間力(!)をメキメキ上げているのはこれもまたひとつのリア充だが、そのへんのことって人生に間接的に活かせてナンボなので、「それ以外」の部分が疎かだと意味がない。彼氏彼女や家族とハッピーな私生活を送っているというのは疑いの余地なくリア充だが、そういうひとも普段は会社で窓際ですみたいなかんじだといまいちパッとしない。…いや、そうなると「そういった諸々の単一の充実だけではうまくいかない要素のバランスを取って、トータルでハッピーな人生を経営できてるやつがリア充」というふうに一本化できるのかもわからんな。バランスとタイミングは人生に欠かせない考え方だしな。

結局なー、全部を充たすことはできないと諦めてどれかひとつだけに打ち込んでいるひとから見て、あちこちにリソースを分配するのでひとつひとつの分野ではそれほどでもないけど、トータルで効率的に人生の充実感を演出できている、つまり「明るく前向きで要領がよくて、どこにでも顔を出し、ほどほどに付き合いが悪い」みたいなかんじのひとが眩しいって話にもっていったほうがわかりやすい気もする。もしくは「他人がリア充だとかリア充でないとかどうでもよくなったらリア充」みたいな。