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ネット語「リアル」関連

インターネットにおける用語「リアル」は、なんだかすっかり意味合いがひっくり返ったような印象だが、なんでそうなったのかは単純で、二昔前は「インターネットをやり込んでいる話者自身の個別事情=リアル」が主な用例だったのが、一昔前あたりからは「話者自身を含まないブリリアントな実生活イメージ=リア充」という用例になってきたからだ。つまり用語「リアル」は、「なんだか薄暗そうなあたり」から「むやみに眩しそうなあたり」に、おれの印象地図のなかで移動している。が、インターネットで「リアル」という用語を使うひとたちにとって、リアルというものが、あんまりいいものではなさそうであるのは、変わっていない。というより、用語「リアル」界隈がそのようであるから、暮らしがそんなに薄暗くない界隈は、別の語句でそれを語ることにより、界隈の重複を避けているのかもしれない。それも一過性の状況で、やがては溶け合っていきそうなかんじもする。「(キリッ」を自分で語尾に付け加えるように、罵倒語は買ってでもカルマに引き込むオタの心性はノンデッドというかんじするし。