うーれべ

ひさびさにサイゼリアで晩飯を食わざるをえない状況に追い込まれてしまって難儀した。舌が痺れるんだよなどうも。たぶん水と油の問題も絡んでいるが、食ってると含有されるケミカルななにかがピリピリして、味がわからなくなってくる。でもまあそれはわりと合理的だ。正直いってじっくり味わいたいかんじの料理ではないので、そういうものを食ってるときにはいっそ舌に痺れてもらったほうが便利というか。似た例ではマクドナルド社製品のバーガーとコーラを併せて食うと吐き気を覚えるってのがある。胃腸が弱くなっているのとか、歳食ってきつい油を受け付けなくなってるのとか、原因はいろいろあるんだろう。一般に言われるレベルの話でいえば、歳食うとまずいものが食えなくなるというのは、舌が肥えてくるという意味ではないと思う。抵抗力が弱くなってくるので、体に悪いものをまるごと受け容れることができなくなってゆくのだ。自然食に近いもの＝比較的うまいものなのだとしたときに、結果的に合致してくるというだけの話で。