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電脳コイル

BEYOND

電脳コイルでも見返すかなーと思ったが、どうもちょっと気分的に重たいので、いっそここは「ANIMATRIX」の DVD を掘り出して「BEYOND」を見る。おもしろい。まあ BEYOND は言ってしまえば映画「MATRIX」の世界設定を利用したごく短い雰囲気アニメなのだが、電脳コイルもまだ作品世界の仕組みがいまひとつ明らかでないので、現時点の視聴体験として大差ないといえる。なんか原作小説読めばだいたいのことは分かるらしいけど。そこまでする気が起きるかんじでもない。どっちも作画いいしな。日差しのかんじとか、子供の無邪気感とか、キャラクタに掛かってる重力感とか、いろいろ交差する。主人公が子供の年代ではなかったり、ペットが現実猫と電脳犬だったり、廃墟と建設中の工事現場だったり、いろいろ違うところもあるけどまあ。

誰かに育てられている最中とも思えない、子供の自由奔放な表情が良い。調子乗ってるガキってのはそういうかんじだよ。親の前だと親の子供でございますっていう顔になるが、親の目が届かなくなった瞬間おれはこの世に一人おれさまだぜ的な顔になる。一方親のほうはそうもいかず、子供がそこに居ようと居まいと、相変わらず親の顔をしている。奔放ではないんだな。それが大人になるということかもしれないな。それでいうと、BEYOND の主人公のどっちつかずの表情も良い。