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最近のアニメ

しばわんこの和のこころ」の新作がポツポツ放映されており、たのしい。みけにゃんこのやんちゃなかわいさは異常。しばわんこの様々な局面におけるリアクションの板につきかたから、総合的に醸成される年齢不詳っぷりも磨きがかかっている。おばあちゃんの枯れた乙女っぷりも良い。通人ロールとミーハーロールのバランス取りが良いってことだろうかな。ナレーション含めてすべて内向きにあたたかい画面を作っている。そこに参画してゆくかのような視聴体験。こういうじんわりほんわか作品として、疲労した萌え消費オタ向けに特化されたような深夜アニメにありがちの去勢感などとも無縁。このナチュラルさがむずかしいのだよなたぶん。ようするにそれは、健全に内面へ向かってゆくというアプローチ自体の困難さということかもしれない。現代で内向するというのは、ほとんどがネガティブなイメージと並行して語られる。大勢としての、社会的なつながりへの強迫のネガな一面が、漠然とそこにあるのかもしれないなと思わなくもないが、思う筋合いのない話でもある。あるいはそこいらへんを切り口にして、イーガン「ディアスポラ」を読むモチベーションを組みなおしてみるタイミングかもしれない。