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ClearType 二日目

渋谷駅 | 060506

だいたい目が慣れた。液晶向けの技術なのだし、液晶で見てダメってことはなかろう。けどやはりまだガチっとした字のほうが視認性高い気がするなあ。曜日で変えるか。それも面倒くさいな。

フォントはあれこれ試したがどれも一長一短というか、結局 MS Pゴシック Ex+ に戻ってきた。web 閲覧についていえば、あとはボールドの処理さえどうにかなってくれればだいたい満足できる。といってどうにかなってくれるわけではない。やはり Windows Vista まで待ってもいいような気がしてきた。

このあたり非常に微妙で、現時点での所感をざっと書き出すと、

  • PC の ADV の場合:文字のアンチエイリアシングは必須
  • web 閲覧の場合:文字のアンチエイリアシングはまだ必要ではない
    • あったほうがより良いとは思っているが、なくても困らんというか、シフトして以降には多分なにか(スタンスとか)が微妙に変質すると思っているのでまだ慎重に。
  • 一般文書の場合:PC 上で読むぶんにはアンチエイリアシング不要
    • ポストスクリプトプリンタで打ち出して読むのが最上。PC で読み書きするぶんにはドット字のエディタ。編集するときだけワープロソフトを使うかんじ。アンチエイリアスのかかってる字は、なんとなくだが「まともに読む気がしない」。

たぶんこれまでに「どういう用途のとき、どんな画面を見てきたか」によってこのへん決定されているのだろう。でも、たとえば小説とかだと PostScript でないとダメなのに、ADV はむしろアンチエイリアスでないとダメってのはちょっと興味深い気も。まあ単に「ADV は画面内に完成形がある(プリントアウトされない)もの」「小説は画面外に完成形がある(プリントアウトされる)もの」という観念と、ラスタスキャン一択の PC モニタという現状が絡まっているだけかもだけど。

ゲーム機における要求解像度感とかの話も絡めることはできるんだけど、とりあえず「据え置き機は D2 以上でないと辛い」「携帯機はサイズによるのでどうでもよい」くらいにしておこう。いずれにしても画素感は大事になってきていると思うのだが、まだ浸透してはいない。Microsoft 社の XBOX 360 はすべてのタイトルが D4 出力に対応しており、今年販売予定(?)であるらしい SCEI 社の PS3 は D5 出力にも対応するが、任天堂社の Revolution は D2 出力までであり、それはどんなもんかなという。まあ旧世代機でいえば大概のソフトが D2 出力以上で主要なソフトは 16:9 にも相当数対応していた初代 XBOX がド画面度で独走状態だったんだけど(旧世代機としては最後発だったのだからそれくらいの優位は当然だ)、現時点の新世代機への市場の期待感でいえば、むしろ「初代 XBOX 程度のスペックの機械に PS3 というラベル貼って売り出せば「画面すごいきれいになったねー」とか感心されるよな(→ファミコンの次に N64 渡されたってピンと来ないだろ中間に SFC はさまないとダメだろたぶん問題)」とか思えるわけなので、Revolution が SD 仕様であったとしても、据え置き機ハードとして今後数年は特に問題なく戦えるんでないかなという感想。これについて環境格差的な問題と捉えることもできるが、どちらかといえばそれこそ上記にあるような「どういう用途のとき、どんな画面を見てきたか」の感覚の問題でもあるだろうと思っているので、なかなかド真ん中に首を突っ込むことができずにいるので、フォント話ついでにメモしておく。