赤いくつ
「世界名作アニメ絵本」という挑発的なシリーズの絵本。一昔前オタのあいだに話題になった。アニメ「雪の女王」でのカーレンのエピソードがおもしろかったので(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20050731#p2)、これも縁かなと思って買ってみた。
- 表紙の絵よりも中身の絵のほうがいい。
- 素直というか欲望に正直というか、反省しない女・カーレン。けど根はいいわけなんだよなー。おかあさんやおばあちゃんの看病とかちゃんとするし。
- お金もちのおばあさんがかわいそうすぎる。
- それにしてもひどい話だ。
- 反省しない女・カーレンをも反省させる神のおそろしさ。さすが一神教の神だけあってむちゃくちゃしやがるというか。なにがどうでも絶対に従わされるというか。ところでアンデルセンとキリスト教の関係について適当に検索してみつけた「日本と外国の子どもの本の問題点」(http://www.hico.jp/ronnbunn/uenoryou/watasino/07-20.htm)というページがおもしろかった。