攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 2nd GIG
一巻を見た。DVD 一枚に二話入りなので、視聴ペースはけっこうゆったりしたものになりそうだ。全体の感想は全部見終わってからぼちぼちまとめるとして、とりあえず視聴メモ。
- 第 1 話 再起動
- 「あらそう？じゃ死になさい」は原作版草薙デビュー時の台詞。劇場版 GHOST IN THE SHELL だとこの台詞使ってたっけ。なかったっけ。「下界にひろがる高層ビルへ墜落しつつ光学迷彩で消える」はその後の攻殻のイメージを決定付けたけども。ともあれこの台詞を SAC では、1st でなく 2nd の冒頭にもってくることになった意図の反映というか結果については後々妄想してみたい。あと（噂の）茅葺首相が出てきて 2nd 感が高まった。蓬莱学園でいうと八雲生徒会に相当する内閣ってかんじだろうかな。わかりづらいたとえだ。
- 第 2 話 飽食の僕 NIGHIT CRUISE
- いきなりこういう外堀埋めな話が持ってこられるあたりは前シリーズ観賞済前提のシリーズだなあと思ったが、まあ安価な DVD シリーズではないのだからそういうやり方もあるのか、というか、同時に今作で展開されるのであろう世界背景がかなり懇切丁寧に描かれた回でもあったろうから、序盤にこのエピソードがあるというのはすごい親切なことなんだなとの見方もできるわけか。「レイシル 3 面の 1 ボスは初心者でも避けやすいように弾が異常にデカいぞ」みたいな親切さかもしれないけど。
映像特典は、いまのところ見てうれしいかんじのものではない。本編が本格的に手間のかかった内容になっているので、特典部分の CG アニメ作品然としたシンプルさを寂しく感じてしまうというか。演出屋さんと CG 屋さんと声優さんが最低一人づつ居れば作れちゃうので最少人数で手堅くまとめました的なかんじなんだろうか。手足の手間は惜しんでも、頭の手間は惜しまずに見せてほしかったかなあ。贅沢を望みすぎかおれが。それとも、惜しんでないのかな単におれにまだ全体像が見えてないだけで。
