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最近の読書

  • 北方水滸伝再読最終巻、花栄のかっこいいシーンまできた。趙安も報われないやつだな。地方軍の人材は、清蓮寺に見出されて取り立てられるものの、最後は見切られて捨てられるかんじだけど禁軍は違う、と思いきや結局あんまり報われはしない。国が傾くとエリートの扱いもそんなものか。
  • 再読終了。いやあすばらしいですね!そして途中で止まってる北方楊令伝っていうか、楊令伝は北方謙三しか書いてねえから楊令伝でいいんだけど、ともかくそれの前に、楊家将と血涙の再読を挟むとするかね!
  • おれの中で耶律休哥の声はなぜか池田秀一氏と決まってんだけどなんでじゃろ。別にそれ以外のキャラクタの声のイメージなんて、全然湧かないのに。小杉十郎太氏の声だと、なんか忠誠心高そうな気がするっていうか、あれだ、アルスラーン戦記のカセット文庫版のナルサス王子が池田秀一氏だったから、あんなかんじの印象をおれの場合は引きずってんのかもだ。
  • あと童貫の顔は、なんか KILL BILL のカンフー師匠役のひとね。
  • で、楊家将おさらい。最初から最強軍閥の最強親と最強兄弟たちの話でなんともアガる。そういや楊七郎も天才肌キャラだったっけな。「われら武門の一族」は「サイヤ人は戦闘民族だ」くらいの台詞だしね。
  • 蕭大后年増エロい。年増エロいというかババアエロい。たぶん現代劇だったら「伝説の銀座のママ」みたいなかんじ。円柱を大して削らずに彫った美女みたいなイメージ。あと王欽招吉のマゾキャラっぷりが蕭大后のババアエロを一層艶やかに見せる。
  • 楊業に関する「美しい女に関心を持ったことが、楊業にはあまりなかった。芯が強そうに見える女。あまり華奢ではない女が、楊業のこれまでの好みだったと言っていい」という文章が味わい深い。「芯が強い女」でなく「芯が強そうに見える女」というのが特によい。内面なんざ知るかという、楊業の女に対するおおまかなかんじと、見た目の奥まで見通せはしないし、見た目で選んだあと後悔しなきゃそれでいい、みたいな作者の信条のようなものがないまぜになってるかんじがある。
  • 野戦料理きたー。
  • 楊家将は、おれが読んだことのある北方歴史小説シリーズの中ではいちばん田中芳樹氏作品に近い気がするな。田中氏は書きそうもない話ではあるけども。そういや田中氏も風万で岳飛書いてたっけな。