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埼京線沿いにあるという幻の新海街道

埼京線高架下

以前にも書いたがおれは新海誠氏作品は「ほしのこえ」の予告編第二弾までのひとなので、以降の作品についてまともに見たことがないのだが、氏の作品をチェックしているひとなどからヒアリングしていると、「埼京線」という単語をわりと耳にする。どうも氏の作品と埼京線には浅からぬ関係があるようだっていうか、埼京線沿線(またはその近所)に、氏の作品に登場する風景とよく似た景色がみられるとかそういう話。そこから発展して「ほしのこえ当時だと画角とか画素感のバリエーションに乏しかったけど雲の向こうになるとけっこうそこいらへんが多様になってる気がするので、取材用のカメラが豪華になったのに違いない」みたいな勘繰り話になるのだがそれはまた別の話。どのみちおれは見てないのでついていけない。

で、こないだの明け方に板橋区と北区の境界線あたりを散歩していたとき、同道したKさんから道すがら「新海氏が描いた、女子高生が川口あたりから池袋の焼却場の煙突めざして歩いて、着いて、泣きながら電車で埼玉に帰るという漫画がある。で、その漫画に出てくる風景のなかのひとつがたぶんこの高架下」とかそういう話を聞いた。あー、ロケハンで歩いたのかもなこのへんを。池袋 - 川口間は、覚悟の必要なほどの長距離でもなく、大通りに沿わなくてもあんま迷わないので静粛な小路を選べるし、起伏もそこそこあって風景も変化に富み、歩いてて飽きない。つまり、お手ごろなルートだ。ずいぶん前だがおれも歩いたことがある。おれの場合は池袋から西川口まで歩いて電車で戻るというルーティングで、つまり漫画とは逆なんだけど。夕方から夜まで。

まあそんなこんなを話しながら、いつか新海氏の漫画のルートを探しつつ辿りつつノラリクラリと川口あたりまで足を伸ばしてみるのもいいすな、とかKさんと話しつつ散歩終了。そのあとKさん宅に戻ってくだんの漫画を読んでみたが、まあそこはそれセカイ系漫画調にいろいろとディフォルメが施してあってべつにそのまんまというわけではなかった。池袋砲台とかむちゃくちゃ巨大だった。サイレントメビウスなみに。池袋砲台というのは豊島清掃工場の煙突(http://www.seibu-group.co.jp/kawara/search/search02.html)のおれ内通称。