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カレー活動

激辛カレーを食べる際は、どんなにつらくとも途中で水を飲むべきでない。水は舌表面のしびれ程度なら誤魔化せもするるが、奥底に蓄積されるダメージは癒せないし(←逆にいえば水で流せる程度の効能しか持っていないような香辛料は香辛料失格)、その後を考えるなら半端な休憩は逆に辛さのダメージと恐怖をより重くするので×。

レシピが変わったのか料理人が変わっただけなのかまだちょっとわからないが、ともかく味わいが変わってちょっと残念なカレー状況だが、今日は通い始めて以来の最高辛度ではないかと思われるカレーに遭遇。とはいえカレーの辛さというものは、同じレシピであっても食うときの体調によってかなり体感辛度が変化するものなので(同じ辛さでも疲れ気味の舌で味わうと、いつにも増して突き刺さるように感じられるものだ)、しばらく通ってアベレージを取ってみないことにはあれが一番辛かったとは断言できない。

そしてこの辛さの変化はしかし、確かに辛いは辛いんだけど、唐辛子系料理のようにナローバンドに偏重した単調な辛さへと向かっているようで、おれの好みとは違った。なんつーかこの、アジア系の価値観に寄せちゃったんじゃないかみたいな。そいつは妥協というものだ。確かにアジア系はコントラストの活かし方などで見るべき点が多いけども、おれが欲しいのはそっちの辛さじゃない。口当たりの辛さももちろんのことながら、時間を経るごとに深刻になってゆく(浸透勁のような)辛さを備えていなければだめだ。それはつまり職人勘とかでわりとさくっと成立するような類でなく、香辛料の配合によってのみ成立する、自然界には存在しえないブロードバンドな辛さの調和系。いうなれば魔人ブウ。セル完全体。純粋な辛さによってスーパーサイヤ人に目覚めたベジータ。6種の辛味パラメータが全部カンストしているとかそういうカレー。それを食わせろ。

あとチキンは、鍋に入れる前にもうあと2,3分割してくれたほうがいいと思った。ドワーフインドおやじはちゃんとそのへんが行き届いてたんだけどなあ。新人の成長待ちか。がんばれ。