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新居

半日ほどかけて荷物整理。
大した量の財産があるわけじゃないので手早く済んだがオタなりに容積に対する重さはあるのでちょっとだけ苦労。あとこれまで引越しをするたびにものを捨てて徐々に自分を身軽にしてきたけど今回は捨てる手間さえめんどくさいという理由によりあまり財産(の重量)を減らすことができずにそれが鬱陶しい。死ぬときに持っておくものなんて少ないほうがいいのに決まっていて、おれはいつ死ぬか自分で知ることができないのに(運が悪くて今日とか明日死ぬかもしれないのに)、なんか妙に持ちものが多くてうざったい。
ああもうこんなにたくさんものがあったらおれの「即死する自由」が薄く引き延ばされちまうよ。

引越し作業が落ち着いたら(まだ当分先だけど)、「持ってきたものの中から捨てて困らないものを順番に捨てる」作業をやろう。

Sさんに車を出してもらって、とりあえずゲームとか本とか書類とか衣類とか布団とかをひととおり引越し終了。PCと書類棚と冷風扇がまだ。というか新居はまだ通信環境がないのでPCもっていってもネットできないのだ。なので通信環境が整うまでは新居と旧居を行ったり来たりする生活になる。

ネット環境だけが切り離されている状況というのは一見して(いやどう見ても)不便だけどもまあこういう不便はゲーム的で慣れている。ひのきのぼうゾーマを屠殺できるようになっても結局転職はダーマの神殿に行かないとできないみたいなもんだ。ぼうけんのしょに記録するには王様とか神父さんのところまで行かないといけない。ものの性能と場所の機能が明示的に区別されている。これはたぶんそういうふうな旧来的な生き方だろう。

ネットは旧居に行かないとできないし、それ以外は新居、給料もらうためには会社。
役割と重要度が距離によって明確化されるわけだ。その不便さ(それを感じてでも行く距離)は、おれがそのことに与える評価であり感じ取る価値だろう。まあ、そんな状態を実際に続けるのは1ヶ月ほどで十分だ。というか1日でも十分で、ていうか一瞬感じるだけでもいいわけだが、それをおれは当分の間やる。
かける必要のない部分にコストを投じて暮らしを加圧するという考え方は、ゲーム的な気がするので、ちょっと金は無駄になるけどこの状態を飽きるまで延長させてみよう。ドラクエ的な生き方におれは何日耐えられるか?