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「どこから突っ込んでいいやら」といいつつ具体的な指摘をしないおっさん関連

  • ところで「「どこから突っ込んでいいやら」と言いつつ具体的に指摘しないおっさん」が卑怯、というのは web 倫理的に同情できる一方でオープン主義に毒されすぎだと思うし、またはある意味ハッカー主義にフリーライドした不努力の正当化にもなりかねないので、「具体的な反論が来ないならおれの意見は正しいのだ」と主張したい場合でも、筋がいい論法とはいえない。「おまえが賢くよい人間になることで、おれはどんな得をするんだ?」というのが、インターネットに毒されすぎてはいない側の素朴な感想だろう。
  • まあ実際には「どっかに突っ込むべきなんだけどどう突っ込んだらいいかわかりません」が多いんだろうけど、「ちゃんと突っ込むひとは真面目だしパワフルだし親切だなあ」という感覚があるのも確かで。世界に向けて全レスする、というのは極論だけども、なら世界が自分をスルーしないのは当然、というのも極論だ。
  • いっぽうで継ぐ者のない繊細な知識体系は、次世代に向けて捧げ持って伝えていかないと続かないんだろうなー、という場面もある。そんなものを持ちあわせてない側は気楽だけど、「おれのこのコレクション大事にしてくれる次世代は誰だ」探しで恐々としてる先達は大変そうだ。
  • で、そういうひとにとって、ネットは超効率的に劣化コピーを大量生産して種としての延命を図れるかんじで win-win ぽい。「一見膨大な知識をただ知識として羅列しているだけなんだけど、じつは行間に様々なカルマを埋め込んで、次世代に自分のゴーストをダビングしようと画策する」みたいな事例としての作 Wiki とか。そこにおっさんと若オタの結託は生じうるわけだが、さほど関係ない話になった。