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AKIRA 最終巻の最後の部分関連

近年は、記述の不確かさと、記述の正確性検証を追及する神経症的な事例などで、一部カテゴリにおいては「ただしソースは Wikipedia」みたいなかんじで、Tumblr ほどではないが基本的には疑問符付きで読むべきものになった観もある Wikipedia なので、べつにアレなんだが、「AKIRA」について下記のような記述があった。

連載当時の最終回は、アキラ達が消え去った後、金田とケイがビルの上で朝日を見つめるシーンで終わっているが、単行本では大幅に加筆修正や、後日談が追加されており、アキラと鉄雄の「大東京帝國」を金田や甲斐、ケイ達が受け継ぎ、やってきた外国の救援隊に対し「アキラはまだ俺達の中に生きてるぞ!!」と言い放ち、大佐や山形、鉄雄も一瞬ながら登場する幕切れとなっている。

漫画に関する表現で「一瞬ながら」というのは、読む感覚として詩的に共感するところなんだが、絵ってほら固着してて、その速度は実際には作者にコントロールされていない(ただし誘導されてはいる)錯覚の話なので、ネット辞典文体として「一瞬ながら」のありやなしやってのは揉めそうな部分だ。

…というか、いま読んだら大佐の登場は一瞬だけとは言い難かった。3 ページ 8 コマにわたって登場していて、大佐を見止めてバイクを停車させた金田と会話も交わしている。「一瞬ながら」が懸かってるのが鉄雄だけと読めばいいんだが、鉄雄と同列の描かれ方をしている山形と大佐が「大佐や山形」と一括りになってるしなー。やっぱなんかこう。